''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

土用の丑の日 時短手抜きの「うざく」の小鉢と「う巻き」の小皿

昨日の土用の丑の日、スーパーに立ち寄って見たら、売り切れないほどの鰻の山です。
値段も高騰して、手に取るお客さんも少ない傾向です。
3500円越えの鰻のかば焼きが売れるはずもないと思います。
お手頃なと言っても、中国産で如何にもも鰻のかば焼きが、1980円(税抜き)です。
我が家は、一番安い切り落としの鰻(500円)を買いました。(コスパならこれが一番です)


元をただせば、藤堂家出入りの神田泉橋通りの春木屋善兵衛が、土用の日には何か霊力があると言い出したのが、元々の始まりでしょう。
それを、大名家とか出入りの平賀源内が、夏場に売れなくなった鰻を、入れ知恵してプロデュースしたのが、今日の土用の丑の日ですね。
鰻の旬は、夏ではありませんからね。


毎年毎年の鰻屋さんの努力もあるんでしょう。
でも、鰻屋で働くモノは、大変です。
オーナーとは別にして、そこで働く者にとっては、地獄です。
どんなけ? 仕込みするねんって感じです。
1週間前から、用意します。


私がバイトしていたのは、関東風の蒸の行為が入る鰻屋でした。
若い時から、いろいろと食べ物屋さんでバイトしましたが、鰻屋さんが一番つらかったです。
捌いた生の鰻に、竹串を刺すのが、一番つらい作業でしたね。
鰻を見ると、今でも思い出します。(トラウマです)

それでも、テクは盗みました。
こちらは、時短手抜きの「うざく」です。
鰻の酢の物ですね。
胡瓜が変と言う莫れです。
これは、蛇腹胡瓜と言う胡瓜のカット方法です。
こうすると、蛇腹の所に、酢の物の地が入って、鰻と口の中で、一体となって、これが冷の酒が進みます。

こちらは、定番の「う巻き」です。
だし巻きの芯に、鰻を置いて、巻きあげたモノです。
美味いに決まっています。
8歳児のゆうゆうが、これ美味しいと、親指立てています。
今回は、玉子4つ使っています。
ふんわり感もあって、自画自賛の美味さです。
家ですら、ガスコンロの安全機能が発動して、焼くのが大変難しいです。
そこには、食事担務の私です。


意外と時間が思われますが、あくまで時短手抜きですから、正攻法では作っていません。
酢の物は、小鍋にお酢を入れて、白出汁を入れて、砂糖を少なめに入れて、過熱して一煮立ちする寸前に、氷水張ったボールに入れて放置している間に、蛇腹胡瓜を作って塩水に漬けて放置です。
酢の物の地が冷めたら、蛇腹の胡瓜を食べよいサイズにカットして、酢の物の地に漬けこんて、食べる直前に鰻と一緒に盛るだけです。


う巻きは、溶いた卵に白出汁と水か酒を入れて、卵液を作ります。
そして、熱した玉子焼き器で、芯にきちんと鰻を並べて、巻いて行くだけです。
私、意外とだし巻き得意なんですよ。
バイトで朝5時前から、朝食の用意で、日に10本ほどのだし巻きを巻いていたことがあります。


玉子焼き器がないなら、フライパンでも出来ます。
オムレツみたいにしてもいいです。
白出汁を入れずに、玉子焼きにしてもいいので、やり易い方法で作ってみることです。
白出汁を入れた方が、お店のだし巻きの味に近くなります。


その分、フライパンでは、巻きにくくなります。
やはり、一つ玉子焼き器はあると便利です。
よくある同時に二つや三つの朝ごはんや弁当が作れるテフロンのフライパンありますよね。
あれなら、小さいサイズの「う巻き」が簡単に出来ると思います。


とりあえず、2つの実質的な作業時期間は、15分もかかっていません。(放置プレー時間は除く)
蛇腹胡瓜カットに、2分しただけです。
後は塩水に入れて放置、酢の物の地に漬けての放置、だけです。
うまきも、卵溶きから焼き上げるまでの時間は、10分も掛かりません。


恰好よく仕上げるには、う巻きを簾で巻いて形を整えるだけです。
こちらも、このまま少しだけ放置しています。
安定したら、カットするだけです。
う巻きは、卵4つを1本焼いて、これを6貫落としにして、1人前2貫づつです。


写真には取っていませんが、一応小さなサイズのうな丼も用意していました。
鰻の量が少ないので、見映えが良くないので、今回は写真撮影は止めています。
あしからずです。


とりあえず、8歳児の娘に、土用の丑の日の鰻を提供することが出来ました。
ありがたいことです。


親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。               
ありがたいことです。             
             
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。               
ありがたいことです。               
               
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。               
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。               
ありがたいと感謝です。               
               
総索引 https://kantoshoue.hatenablog.com/entry/35343705