''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の晩酌タイム 蛸の酢の物 より。

昨日は、雛まつりの一服の話の記事を書きました。
最後は、蛸の酢の物の話がメインになってしましましたので、やはり、なんちゃっての料理人としては、蛸の酢の物写真も載せないと感じた次第です。

それにしても、酢の物は美味いと思います。
日本酒には、合いますね。
蛸は、年中はスーパーに並びますので、蛸の酢の物は出来そうな気がしますが、なかなか手間です。

簡単にするなら、出汁の入った合わせのお酢を使えばいいだけです。
甘酢もいいでしょうが、三杯酢も捨てがたいです。
甘酢なら、春になって少しすれば、カツオのなまり節が手に入ると、なまり節の酢のものが食べたくなります。
季節は初夏ですね。

我が愛読書の『池波正太郎鬼平犯料理帳』(佐藤隆介編 文春文庫)
夏の一番最初の項に、生鰹節(なまりぶし)が紹介されます。
この記事を読むと、無性に食べたくなります。

冬の項には、兎汁と桜飯が登場します。
私の中では、東京で言う茶飯の事を云うのでなく、本当に蛸の入った桜色を思わせる飯の方ですよ。
これにも二種類あって、生の蛸を使う場合と、干し蛸を使う場合がありますね。

私がよく食べていたのは、生の蛸の桜飯の方です。
天に、針生姜を盛って出したのが、いいです。
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家で作った蛸の酢の物にも、針生姜を盛っています。
蛸の香りを邪魔しません。
蛸が小さかったので、あしらいも、それなりになっています。
もっとたくさん胡瓜を入れてもいいし、茗荷があれば、刻んで入れてもいいですね。

胡瓜も輪切りもいいですが、蛇腹の胡瓜にしたものを、食べよい大きさにカットして、酢モノに添えるのも、オツな物です。
鰻を使ったうざくではよく使われる胡瓜の仕事です。
もちろん、天には、針生姜は定番です。
生姜の香りもいいです。

やはり、日本酒でしょうね。
日本酒は、ポン酒と呼ぶことがありますね。

そこで、日本と言えば、正式な読みは、ニホンなのかニッポンなのか迷う所です。
でも、ポン酒と言っても、ホン酒とは言いにくいです。
それじゃ、ニッポンと呼ぶのが正しいような気もして来ます。

日本橋と言えば、大阪では、ニッポン橋と言います。
東京では、お江戸ニホン橋と言いますから、やはり、関東と関西では違いがあるようにも思えますが、やはり、多くの素養を調べると、ニッポンが正しいように感じます。

でしたら、やはり、ポン酒で酢の物頂きますよ。
四季のある日本に生まれて良かったと思える日々の暮らしです。
ありがたいですね。

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。