''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

そろそろ、この冬最後になりそうな我が家の週一の関東煮(おでん) より。

春近いと言うのに、肌寒いです。
気温だけを捉えば、日中16度と言うのは、期待感が高まります。
三寒四温という言葉が、頭に思い浮かびます。

 

暦の上では、そろそろ啓蟄ですね。
今年は、3月6日と言いますから、今日みたいですね。

 

虫さんも籠っていた穴から這い出る季節です。
我が家の3歳児ゆうゆうは、いつものはらぺこ青虫さんの歌をよく歌います。

 

へんてこな歌ですよね。
青虫が、ぺロぺキャンディーやカップケーキやチョコレートケーキを食べるはずがないです。
それでも、西瓜まで食べて、食べすぎてお腹を壊すと言う、ちょっとしたアクシデントがあるんです。

 

そして、青虫さんが蛹になって、春になると蝶々になると言う話のサゲが、少しくすりと笑えます。
私たち子供の頃の変身ヒーローものなら、石森章太郎原作の『イナズマンが浮かびますよ。
サナギマン、そしてイナズマンに2段変身するというヒーローモノとしては、少し異色の変身モノです。

 

あの時代、変身特撮ヒーローが、いっぱいいましたからね。
すぐに、ミラーマンスペクトルマン、バロムワンなど、今でも名前と主題歌が、口から出ることもあります。

 

世の中が、そんな時代でしたからね。
いい昭和の時代だったと懐かしく振り返ります。
昭和、平成の世も、次の新しい元号を待つ時代が来ようとは、夢にも思わなかったです。

 

それだけ年を取ったと言う事です。
それでも、年を感じさせないのは、子供の頃から食べ慣れた食べモノでしょうね。
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ほぼほぼ毎週食卓に上る関東煮(おでん)です。
定番のネタばかりですが、マンネリ化していません。
厚揚げ、ごぼう天、コンニャク、牛すじ肉、飛龍頭、大根、豆腐、玉子です。
他にもいろいろと具材を入れて煮ています。

 

私の中では、京都南区九条油小路下がった所にあった「サービス」と言うおでん屋さんです。
いろいろな具材があったのを覚えています。
そこに、トマトとあったので、トマトも入れるのかと思いきや、こちらはスライストマトでした。
当時は、おでんにトマトを入れると言う感覚はなかったです。

 

ロールキャベツも、関西では珍しいおでんダネと言う時代です。
まだ昭和の終わり1986年の頃です。
天安門事件の少し前ですね。
今では、油小路の工事拡張の為に、道路になっています。

 

あの辺りも、イオンモールが出来たりして、雰囲気もがらりと変わっています。
ホテルも多く建ちましたよね。
懐かしい京都暮らしの楽しい記憶です。

 

独り暮らしの家でも、よく関東煮(おでん)は作りましたね。
大きな鍋に、食材入れて食べていました。
寒い時期になると、いつもの決まって関東煮(おでん)でした。
次の日も食べられるのが、一番の理由かもしれません。

 

♪あのころふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに誘われて おでんを沢山買いました~

 

かぐや姫の名曲『赤ちょうちん』(作詞:喜多条忠 作曲:南こうせつ)の歌詞の中にも、おでんが登場しますよ。
もちろん、歌詞の世界は、私たちの世代より少し上の世代です。

 

同棲などしたこともありません。
部屋の電灯も裸電球でもありませんでした。

 

それでも、感情移入できるのは、ワンルームの隣が電車の敷地でしたよ。
窓の下(敷地の横)を電車が通っていました。
朝一番電車は、午前5時過ぎになると建物が揺れましたよ。

 

そんな暮らしも長かったです。
思い出深い当時の記憶が、蘇ります。
そんな思い出の料理が、関東煮・おでんと言う事になります。
あれから、50歳前になって、嫁と暮らし始めて、娘が授かってと言う現在は想像も出来ない世界でしたね。

 

あのワンルームで、昭和最後の夜と、平成最初の朝を迎えました。
それも、友達の家で呑んで朝起きたら、テレビが特番だらけでした。
これが、平成最初の一日になったのです。
そう思えば、あれから30年が過ぎたと言う事ですね。

 

30年過ぎようと、今でも関東煮(おでん)を家族で食べています。
3歳児ゆうゆうも、玉子と豆腐と大根が大好きです。
美味しそうに食べてくれます。

 

ささやかですが、幸せな親子3人暮らしです。
ありがたいと感謝して暮らさせてもらっています。

 

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。

 

[ https://blogs.yahoo.co.jp/kantoshoue/34659161.html 「おでん」と「関東煮(かんとうだき)」の「と」 より。]