秋の気配がして来ました。
朝晩の冷えに加えて、日中の天候も一時の暑さも薄れ気味です。
晩酌タイムに、日本酒が合います。
そうなれば、酒の肴は、我が家の定番の関東煮(おでん)です。
屋台なら、燗酒とおでんは付き物です。
でも、あの美食家の北大路魯山人は、合わないと言います。
私のような貧乏人口とは、違うのかもしれません。
北大路さんと呼ぶから、そんな感じがしますが、本名は福田さんです。
茶聖の千利休は、本名は田中さんです。 (関西風に言うと、田中はんです。)
ぐっと庶民的な感じになります。
でも、成しえた業績は、偉大です。
魯山人が居なければ、当時から日本で料理人が白衣を着る事もなかったかもしれません。
食を美として位置づけるセンスは、ピカ一(いち)です。
食を味道と位置づけた感覚は、偉大です。
食が美なら、その盛り付ける器にも、美を求めます。
器ありきの食ではありません。
食ありきの器ですね。
大鉢に盛り付けられた料理も、大鉢に入れられた日本酒といい、食のプロデューサーでしょうね。
和室には、書画、美術品、庭、すべてを盛り上げます。
現実に戻っての我が家、座卓に座って、料理を運んで頂きます。
卓袱台と言うほどではないですが、和室ならそれもありでしょう。
燗の酒と、関東煮(おでん)の組み合わせは、いいと思います。
合うと思います。
冷蔵庫との相談してから作ります。
豆腐は欲しいです。
玉子も欲しいです。
蒟蒻、ごぼう天、平天、じゃがいも、結び昆布、そして、牛すじ肉は必要不可欠です。
味付けは、京風の出汁ベースの味にしています。
市販の白出汁を使えば、簡単に味の調整が計れます。
じゃがいもには、竹ぐしを入れて、煮えの加減を確認しています。
6歳児ゆうゆうも、食べています。
特に玉子が大好きです。
牛すじ肉も食べます。
岳父が、すじ肉が好きだったので、味の継承を計っています。
日本酒に合います。
発泡酒に合います。
ささやかながら、幸せな暮らしです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。