''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 熱々の 関東煮(おでん) 令和24皿 より。    

 

急に寒くなりました。 

朝は、前日比で6℃近く下がったとニュースで言っていました。 

 

朝から子供の体温が高い目です。 

もちろん、37.5℃の微熱を超えるようなことはありません。 

ただ、保育園も登園時に37.5℃の微熱があると登園禁止になります。 

なかなか微妙です。 

 

この感染者急増時には、用心が肝要です。 

様子を見て、保育園の登園も考えます。 

 

朝晩の冷えに、大人でも体の体調維持が難しいので、子供なら尚の事ですね。 

寒いとなれば、酒呑みにとっては、燗酒が美味いと感じます。 

燗酒と聞けば、関東煮(おでん)繋がります。 

 

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我が家のほぼほぼ週一の関東煮(おでん) タイムです。 

大根があって、蒟蒻があって、練り物があって、玉子があって、牛すじ肉があれば、出来ます。 

冷蔵庫に、蒟蒻は常備しています。 

牛すじ肉も用意しています。 

 

後は、燗酒よかろうと用意するばかりです。 

極月半ばの14日の討ち入りの大事を思えば、小事を捨てるのが、武士の堪忍です。 

武士にあっては、武士の維持、プライドが命です。 

ならぬ堪忍するが堪忍」、大事の前の小事を捨てる 

出来ることではありません。 

 

 

講談や浪曲で有名な 講談赤穂義士銘々伝「神崎の詫び証文」と言えばこの噺を思い出します。 

神崎与五郎が、箱根の茶屋で休んでいる時、丑五郎というやくざの馬子が難癖を付け始め、腰抜け侍と見て調子に乗り、丑五郎が「詫び証文を書け」迫るシーンが有名です。 

漢字では書いては分からぬと、仮名で書かせたら、「かんさけよかろう」とふざけた名前と難癖を付けますね。 

後に、吉良家討ち入りの話を聞いて、その中にあの侍が居たことを知り、大変後悔します。 

類似の話は、大高源吾や他にあります。 

講談浪曲の義士銘々伝と言えば、大抵が作り話です。 

 

要するに、神崎与五郎と燗酒よかろうの音を踏んでの戯言からの思い付きだと思います。 

ただ、赤穂義士伝には、こうした脚色して出来た話が多いのも特徴ですね。 

講談師見て来てような嘘をいいと言います。 

講談師と好男子、上方の噺家と髪型の噺家、いろいろと言葉遊びが枕になることも多いですよね。 

 

燗酒と関東煮(おでん)は、暖簾にも書かれるくらいの高相性です。 

ただ、かかの美食家・北大路魯山人は、合わないと言いますね。 

練り物の油が合わないと思っているのだと思います。 

 

大根や豆腐に、多少の練り物油が混じって、コクが出るのも事実です。 

四角いおでん鍋に、仕切りがあって、上手く味をマッチさせているお店もありますからね。 

家では、一つの鍋で煮ますので、いろいろと気を付けています。 

 

それでも、家呑みなら、それも悪くはありません。 

牛すじ肉は、下処理ををしています。 

ですから、関東煮(おでん)に下処理は必要です。 

「牛すれば鈍す」、いえいえそれを言うなら、「貧すれば鈍す」「貧すりゃ鈍する」と言いますね。 

 

寒い夜に、家族そろって熱々の 関東煮(おでん)を食べる幸せを噛み締めています。 

ありがたいことです。 

 

親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。        

ありがたいことです。      

      

ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。        

ありがたいことです。        

        

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。        

神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。        

ありがたいと感謝です。        

        

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