台風による雨の影響もあるのでしょうが、一気に9月になって朝晩が虫の音が大きくなって、過ごしやすくなりました。
特に、肌寒いこともあります。
寝ていて、目が覚めて、はっとすることもあります。
横では、寝相の悪い娘が、独りメリーゴーランドみたいに、親子3人の真ん中で、クルクル回っています。
冷の酒が美味い時期になって来ています。
冷の酒とは、冷酒でなく、常温の酒です。
まだ、燗の酒でなくても楽しめます。
肴は、関東煮(おでん)です。
夏過ぎて、秋の気配になって初めての関東煮(おでん)です。
夏の海水浴でも、海の家なら、関東煮(おでん)もありましたよね。
コロナで、そう言う海の家も少なくなりました。
冷やしおでんも良いですが、夏でも熱々の関東煮(おでん)も美味いです。
虫の音を聞きながらの独り手酌の酒です。
岳父所蔵のぐい呑みを使ってます。
岳父は下戸でしたが、酒器を集めるのが好きだったみたいです。
そろそろ岳父が亡くなって、今月になって6年が過ぎようとしています。
仏事で言うなら、7回忌と言う事になりそうですね。
もちろん、一緒に酒を吞んだことはありませんでしたね。
一緒に近くのスーパー銭湯に行く約束も果たせなかったのは、少し心残りでしたね。
岳父も丈母も健在なら、どんな暮らしになった居たのか、想像も出来ませんが、内孫ならどんな喜んだかと思うと、いろいろと感慨深いモノがありますね。
関東煮(おでん)を肴に、冷の酒を呑むのも、これまた趣があります。
月が出いれば、月見酒、雪が降れば、雪見酒、季節季節を味わい尽くすのが、酒呑みの心得です。
「大江戸捜査網」の名セリフを思い出しますね。
隠密同心 心得之條
我が命我がものと思わず 武門之儀 あくまで陰にて 己の器量伏し 御下命 如何にても果す可し
尚 死して屍拾う者無し 死して屍拾う者無し
豆腐が美味い。
厚揚げが美味い。
無性にJR京橋の駅前の串カツ「まつい」の豆腐が食べたくなります。
出汁が効いて、美味いです
1cmのスライスされた豆腐が美味いです。
串カツも美味いです。
ソース二度漬けは、ご法度です。
ソースが足りないなら、キャベツを丸めて、追いソースを掛けるのが、作法です。
大阪にやって来て、未だ1度しか行けていません。
コロナの影響もあったと思います。
テークアウトして、大阪城の堀あたりか、IMPホール辺りのベンチで、ゆうゆうにも食べさせてあげたいです。
関東煮(おでん)は、玉子が大好きです。
岳父の大好きだった牛スジ肉も、食べたさせています。
岳父の作る甘辛い牛スジ肉と蒟蒻の炊いたんは、嫁には古今伝授されていません。
私が、岳父の味を再現するばかりです。
もちろん、少し甘さ控えめにして作ります。
わが家の晩酌タイムに、関東煮(おでん)はいいですね。
気持ちだけでも、居酒屋気分です。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。