''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 冬の定番・関東煮(おでん) 令和37皿目 

お題「ささやかな幸せ」

2月も半ばを過ぎようとしているのに、寒いですね。 

そりゃ、2月上旬でも関東地域でも大雪警報のニュースが出るくらいです。 

連休もコロナ禍では、市中に出回るようなことも避けて、家籠りしていました。 

 

寒いとなれば、晩酌に熱燗を呑みたくなります。 

酒呑みの至福の時かもしれません。 

鍋も美味いが、関東煮(おでん)もいいです。 

 

映画やドラマのシーンなら、屋台で関東煮(おでん)かもしれませんね。 

それでいて、屋台のおやじが、心地よい相槌を打ってくれて、酒呑みとしても、心地よい時間が過ごせる雰囲気です。 

 

 上燗屋 へいへいへいと 逆らわず」と、西田當百の川柳を口ずさみます。 

うーん、素敵な川柳です。 

 

小料理屋ならおかみさんが熱いのをお一つと酌をして貰える雰囲気がいいですね。 

我が家では手酌酒です。 

不満はありません。 

隣で6歳児のゆうゆうが、時折こちらを向いてくれます。 

それはそれで至福です。 

 

もう少し大きくなったら、お酌してくれるかもしれません。 

あくまでも、勝手なイメージです。 

「お父さん、お酒の匂いがする」って、よく言われます。 

未だ嫌がったりしていません。 

f:id:kantoshoue:20220214150044j:plain

家族団らんの食事に、関東煮(おでん)は重宝します。 

休日の昼間に、大根や蒟蒻やすじ肉など、下処理して置きます。 

それも、それで、私としては楽しいです。 

大きな鍋に、昆布を入れて、出汁を効かせて、下処理したモノから、鍋に投じます。 

蒟蒻が一番味が入り難いと言われています。 

 

入り難いと言えば、禅の言葉、禅語に「佛界易入魔界難入」(佛界は入り易く、魔界は入り難い)と言うのがあります。 

一見すると、その真逆だと感じますよね。 

魔界の方が入り易いと言う認識です。 

 

衆生済度は、大乗の菩薩の第一の誓願であると聞きます。 

その衆生の多くは、迷いの海に頭出頭没して、地獄餓鬼等の魔界にさまよっているモノも少なくないと聞きます。 

佛の世界に救いを求めるのが、一番簡単な方法かもしれないですね。 

 

関東煮(おでん)も、ごった煮と思えば、それそれの味が主張して、持味が出ません。 

それなら、関東煮(おでん)も単なるごった煮のはず、でも関東煮(おでん)はそれぞれの持味を生かすようにしてやるのが、料理の仕様です。 

下処理をして、持味を最大限に生かした上で、味を濁さないのが、美味い関東煮(おでん)だとも思います。 

 

出汁は、京風の薄い出汁にして、旨味もたっぷり含ませています。 

熱々の関東煮(おでん)の一皿に、幸せを感じます。 

6歳児ゆうゆうは、味のしゅんだ大根が好きです。 

岳父由来のすじ肉も大好きです。 

一番好きなのは、よく煮込んだ玉子でしょうね。 

 

家族団らんの関東煮(おでん)が、体も心も温めてくれます。 

ありがたいことです。 

 

親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。               

ありがたいことです。             

             

ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。               

ありがたいことです。               

               

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。               

神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。               

ありがたいと感謝です。               

               

総索引 https://kantoshoue.hatenablog.com/entry/35343705