嫁が仕事場近くの野菜の無人販売所で、大きな大根を買って来ました。
嫁の仕事場は、山の中です。
携帯電話の電波さえ入らないこともあります。
「木曽路はすべて山の中である」、島崎藤村の小説『夜明け前』の書き出しを思い出します。
でも、その恩恵も我が家には大きいです。
残業がないのは、ありがたいです。
定時に嫁が帰って来ます。
これが、城見なら、無理です。
家族団らんの時間はなくなりますからね。
時折、山の中の無人販売所で、低農薬の市販価格よりだいぶと安い野菜を持って帰って来ます。
昼前に電話があると、夕飯の仕込みが変わることも多いです。
最近は、何と言っても大根です。
立派な大根です。
ネギも買って来てくれます。
白菜も買って来てくれます。
大根が良さげなら、煮物か関東煮(おでん)になりますね。
巨大な大根を割切りにして、隠しの庖丁を入れても、なかなか煮崩れません。
低農薬であるので、早く煮上がります。
これもありがたいです。
そんなこんなで、いろんな具材を入れても、ハーフサイズにして、品数を食べたいからです。
豆腐も、練り物も、牛すじ肉も美味いです。
もちろん、主役の大根も美味いです。
玉子も多めに用意しています。
中皿に対して、具材をハーフサイズにして、煮ています。
盛り付けも、いろいろと工夫して盛り付けます。
辛子も添えています。
我が家で、関東煮(おでん)に辛子を使うのは、基本私だけです。
贅沢言えば、和辛子の方が、美味いですね。
関東煮(おでん)には、練りからしです。
郷里播州の添え物は、おろし生姜です。
そして、生姜醤油で頂きます。
出汁は、基本飲みません。
煮汁は真っ黒なんですよね。
瀬戸内海で採れた新鮮な魚で作った練り物がたっぷりです。
大根、ジャガイモ、地の野菜もたっぷり入ります。
牛すじ肉の代わりに、かしわを入れる家も多いですね。
私の子供の頃の関東煮です。
でも、今家で作るのは、京風と田舎風が多いですが、播州の関東煮は作らないですね。
子供食べますから、いろいろと気を付けます。
酒とみりんは使っても、砂糖は使わないようにしています。
8歳児の娘に、今の所食べ物のアレルギーはありません。
玉子や蕎麦のアレルギーがないだけでも、ありがたいです。
鯖も食べます。
ミルクも 大丈夫みたいです。
生魚も、ネギも、人参も美味しく食べます。
でも、ピーマンは、少し苦手のようです。
関東煮(おでん)も、出汁の味を確認して、大根と豆腐が好きですね。
牛すじ肉は、岳父が好きだったので、必ず関東煮(おでん)に入れて、味の伝承も忘れません。
私には、関東煮(おでん)には、燗酒も忘れません。
至福の時間です。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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