新型コロナウイルスの感染の恐怖は、日に日に増しています。
それなら、我が家の自衛策は、家で籠城するしかありません。
我が家の食卓では、週一で熱々関東煮(おでん)が出ます。
って言うか、作るのは私です。
播州生まれの私としては、関東煮(おでん)は、ソウルフードです。
ただ、私の作る熱々関東煮(おでん)は、京風の薄味になっています。
お汁も、薄い澄んだものに仕上げています。
出汁は、飲みません。
濃い下味を付けて、食べる時は、別皿に生姜醤油で頂きます。
この風合いが、蒟蒻や練り物とよく合います。
生姜の辛さが、何とも言えず、美味いです。
癖になる味わいです。
とは言え、我が家では、京風のおでんか、関西風の熱々関東煮(おでん)しか作りませんね。
まぁ、万人向きの味にしています。
4歳児ゆうゆうは、出汁まで飲み干してくれます。
大根も好き、玉子も好き、ジャガイモも好き、豆腐も好きです。
作り置き出来ますので、2日は熱々関東煮(おでん)になりますね。
2日目の大根が美味いです。
すじ肉は下処理してから、鍋で煮込みます。
トロトロの所と、ホロホロの所の2種類を楽しめます。
この日は、ガンモが入っています。
かんもどきと呼ばれますが、ひろうすやひりゅうず、漢字で書けば、飛龍頭(ひりゅうず)と言うことになります。
何となく感じの方が、雰囲気があります。
筆カギで、御品書を書けば、格好がいいですよ。
こんにゃくも、漢字で書けば、「蒟蒻」と書ければ、格好がいいです。
そんな料理人になりたいものです。
板場の修業は辛いですよ。
今までで一番辛かったのは、鰻の竹串差しです。
辛くて辛くても、今でも思い出します。
開いた生の鰻に、竹串差すのは、大変難しいです。
金串なら、問題なくさせますが、それじゃ、焼き場の時に困ります。
江戸前の蒸しの作業なら、それもできません。
素焼きしてから、氷水にさらしながら、汚れを取り除いて、蒸しの用意をしないといけないですからね。
辛い板場の修業の記憶です。(アルバイトでしたから、嫌なら辞めても良かったんですが、それも会得したくってやり続けましたよ)
何でもいい経験です。
寒い時なら、熱々関東煮(おでん)と燗酒に限ります。
ささやかな晩酌タイムが、華やかになります。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。