''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

林芙美子の名言を口ずさむ。

林芙美子(はやし ふみこ、1903年12月31日 - 1951年6月28日)をご存知でしょうか?

平たく言えば、小説家というか物書きの先生です。

「花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき」のフレーズで有名です。

誰しも一度は聞いた事がある言葉です。子供の頃、ドラマかなにのオープニングでナレーションに使われていたのを今でもはっきり覚えています。女性のことをなぞらえている様な言葉です。また、森光子さんで有名な『放浪記』の作者でもあります。

人生を本当に放浪していたときの手記をもとに書かれてものです。
心臓に持病があり、47歳という短い人生でした。でも、人生の内容は密度が大変濃かったと思います。

でも、作家としての林芙美子でなく、人生の先人として多くの名言を残されています。

その中に次のものがあります。

「梅は匂いよ。木立は要(い)らぬ。人は心よ。姿は要(い)らぬ 」

きれい事と言われてしまえばそれだけでしょうが、多くの困難を乗り越えた、甘いも酸いも、苦いも辛いも知り尽くした林芙美子の言葉と思うと感慨深いです。

花と人を対比されて言葉や名言は多いです。でも花の美しさでなく「匂い」と人の「こころ」を対比させているところが、他の名言とはちょっと違うところでしょうかね。

私のような容姿に自信のないものには救われる言葉です。メタボリックな私には心にしみます。でも、本当のところある程度の容姿は必要です。

言いたいのはそういうことでなく、見た目にとらわれてはいけない。先入観にとらわれてはいけないということなのでしょう。人として修業を積んでいけば、本質を見極めて行けるのかも知れません。何度も何度も口ずさみます。短いですし、覚えやすかったからです。

いつも気に入った言葉や出来事は、メモを取ります。携帯に文字として記憶したり、携帯のカメラで映像として残したりしています。私の父方の祖母がやはりメモ魔でした。血なんでしょうか?、DNAなんでしょうか? しかし、一度も会ったことがありません。私が生まれるずっとに亡くなっているからです。

話は戻って、口ずさんで何度も言っていると、ふとこんな意味もあったのかと思いつくときもあります。先人の名言です。この場をかりて誰かに伝われば、林扶美子さんの存在を知る事となります。作品を読むのもいいですし、格言の多い人です。格言を調べて読むのもいいです。結構たのしいです。

100円ショップで「名言名句」という本を先日見つけて買いました。「梅は匂い・・」は掲載されていませんけど、もちろん「花のいのちは短・・・・」入っていますよ。

何かお気に入りの「ことば」を見つけられた事に「感謝」です。
ささやかな幸せはどこにも落ちていますよ。ほらここにも。小さな幸せ探しお奨めします。

最後まで読んで下さって、ありがとさんです。「感謝」します