''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ばらすと散らす

ばらすと散らすは、少しニュアンスが違うように感じますね。

桜がひらひら、花びらが散る行く様で、自然な摂理のように人の意思が薄く、少しもの悲しく感じるのが、「散らす」ですね。
それに比べて、もともと一つのものを、人が意図的に離れ離れにされる様が「ばらす」です。

なんとなく、違うように感じますね。
本当の答えはないのかも知れません。
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前日の昼ごはんです。

これがお寿司となると、イメージがころっと変わります。
バラ寿司とちらし寿司です。
関西人はバラ寿司と言う方が多いでしょうね。
私も関西の端くれながら、播州人です。

子供の頃、祝いの膳には母がこさえてくれた「バラ寿司」を澄まし汁と一緒に頂いたものです。
春先でしたら、あさり貝のおすましでしょうかね。
家で梅と一緒につけた紫の紅生姜が、私の大好物です。
もの凄いしょっぱいです。
でも、それがバラ寿司を一段と食欲を進みせます。

焼きそばには向かない紫の紅生姜が今でも好きですね。

関東では、やはりちらし寿司と呼ばれることが多いです。
五目寿司とも呼ばれますが、ちらし寿司の方が情緒はあります。
バラ寿司や五目寿司は、家庭の母の味です。
ちらし寿司は、お店のお寿司屋さんの味とも言えますね。

どちらもその作り方は、大差はないように思えます。
具材を混ぜ込むか、上にトッピングするかの違いも、それほどの違いとも言えません。

春になるとバラ寿司やちらし寿司を持って、桜の下で頂くと春を目と舌でダブルで楽しめますね。
少し早い桜の開花がテレビや新聞で話題となっています。
春の情緒と「ちらす」という言葉が絶妙に心地よく感じます。

菜の花も金糸卵も春のイメージですね。
皆さんは、どんな「ちらし」や「バラ」や「五目」に思い入れがありますか?

地域や季節や気候によって、その楽しみ方も変わります。
京都では、蒸し寿司と呼ばれるセイロで蒸される温かいお寿司があります。
食べる機会は少ないですが、これもありですね。

ゆっくり出来たら、お気に入りのグラスにビールやお酒を右手に、ちらし寿司が食べたいです。

イケません。仕事場の休憩室からは外の景気も見えません。
幻想を見たような気分です。
お休みまでは、まだもう少しあります。

ささやかな昼ごはんに春の桜を感じました。
ささやかな「幸せ」です。
ちっぽけな「よかった」は、大きな「よかった」にきっと繋がっているはずです。
ささやかながら、ありがたいと感謝のスパイス振って頂きますよ。

本当の花見も使いですね。楽しみです。
最後までお付き合い下さいましてありがとさんです。