''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

円山公園 枝垂桜より 第五章

先週の出来事です。
4月3日4日の二日間、京都でオフ会に参加です。
もう既に先週のことです。
1週間に亘って書き記しました。
書きつくせないほどの内容です。

いろんな方とのご縁やこの時期の桜花、杯を重ね、日々とは違う非日常の時間でした。
凝縮された記憶とともに、そこにある桜の花々です。
桜も今を生きています。

今日の桜と昨日の桜、同じとして桜でありながら、同じ姿はありません。
花にも「一期一会」です。
一番美しい桜の姿は美しいです。

それ以上に、蕾から3分咲き、8分咲き、満開、そして散り行く桜と姿を変えていきます。
蕾には蕾の美しさが、桜の花としての凛とした品格があります。
3分8分満開とそれぞれに桜としての格調高い品格があります。
それと同時に散り行く桜には、そこはかとない「ものの哀れ」もあります。

人の人生と重なり合います。
人の見る桜も人の成長とともに、その見方捉え方が違うはずです。
桜の花を見て、一筋の流れを感じることがあります。
「これは何?」
悲しいわけでもなく、感情の起伏を感じます。

華やぐ桜の姿です。
桜の精がみなぎります。
桜も生きています。

精一杯生きたりはしません。頑張って咲いたりはしません。
桜としての本質です。
自分として自分らしく咲いています。
それがなんとも美しい。

先日の土曜日は小雨の降る中での桜見でした。
四条通りのドンツキ(京都では突き当たりのことをこう呼びます)は八坂神社さんです。
通称「八坂さん」です。屋台も出ていましたね。
桜も綺麗に咲いていました。八坂神社を向けたところが円山公園です。

その中でもやはり一番綺麗で人々の注目を一身に受けるのは「枝垂れ桜」です。
桜の種類が違いますので、もう少し楽しめますね。
イメージ 1

綺麗です。
品がいいですね。
もう少ししたら桜の木が見えないくらいに花を咲かせます。
今も見ごろでしょうね。
いい時期にやって来ました。
ありがたいです。
イメージ 2

ここには「祇園小唄」の歌碑があります。
祇園の舞妓さんをはじめ、芸子さんに求められる一番のなじみの歌と踊りです。
なんとも切ないような優雅のような、すこし寂しげな雰囲気と桜の花の哀れも被ります。

♪ 月は朧(おぼろ)に 東山~

「京都に来た~」と感じます。
もともと京都に住んでいますれけど。
それでもここに来たらそう思います。

人々が幸せの顔をされています。
至福の余韻にしたります。

「ぶた饅、食べる人?」
と現実です。
お腹が減っていますね。
でもここで満腹には出来ません。
楽しみが待っています。

朝ごはん代わりにぶた饅頂きました。
「プシュー」
なんの音かと見るとmomo姐さんのビールを開ける音です。
姐さん、凄過ぎます。

ここでも花見の小さな独宴です。
まだまだ歩きます。
ねねの道を通り、月真院、高台寺を見過ごしながら南に下ります。

常に人の確認をします。isokoさんとmonaさんは、写真の撮影に大忙しです。
いつでも最後尾です。
テクテク、ハビネスさんとmomo姐さんが、その後続いて、Yukiyukiちゃんと私が、最後尾のカメラマン呼びにやります。

一念坂、二年坂、三年坂とお土産買いながら、東山を散策です。
雨のせいもあり、人もピークを思えば、歩きよい感じです。
イメージ 3

道々の桜もきれいに咲いています。
坂を上り切ったところを左に行くと、清水神社です。でもこの日は右に曲がります。

♪ この坂を下りたなら 幸せが待っています。
ねぇmomo姐さん。

時間の頃合を見ながら、この日の最終目的地に向かいます。
「焼きそば おやじ」です。

廻り回ってここに到着です。
オフ会の話も、ここに戻ります。
楽しかった時間を振り返ります。
1週間の内に熟成が進みました。
いい思い出がより、いっそう深みを作り出します。

桜の花見るごとに、この日の桜を思い出します。
ぶた饅の香りとともにソースの香りも、パイ生地のように幾層にも折り重なります。
深い味わいの春の桜の京都です。

一言、ありがたいと心から感じます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
オフ会の皆さんにも感謝です。

桜が取り持ち、ブログが取り持つ、ご縁に連れられてここにいます。
生かされていることに感謝します。

最後までご一緒にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。