''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

オールドファッション。黒みつきなこより。

先日、仕事場に差し入れが入りました。
同じフロアーのおば様からです。
いつも、美味しいお菓子を差し入れて下さいます。
どれも、これも当たりです。

仕事場に来る途中で、ミスタードーナツによって来た下さったようです。
「どうぞ」と大きな箱の中から、目にしたことがないドーナツです。
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「頂きます」と開いてみると、何やら懐かしい揚げパンにも似た香りです。
きなこの香りです。
口に広がるきなこの品のいい香りが、たまりません。

ミスタードーナツと言えば、相武 紗季(あいぶ さき)さんですね。
さわやかな笑顔とあの制服姿が、何とも言えず微笑ましいです。
商品のイメージとよくあっていると思いますね。

こんなのがあるのかと、ミスタードーナツのHPを見ると、たぶんきなこ味は、この「オールドファッション黒みつきなこ」であろうと推測です。
たぶん間違いはないと思います。

小学生の給食に出た、きなこをまぶした揚げパンの味を思い出しました。
時代を超えて愛される味です。

私、あまりドーナツは得意ではありません。
あの粉砂糖をまぶしたり、チョコでコーティングされたものがイメージされます。
しかし、この黒みつきなこ味は、いいですね。

ノスタルジックというか、郷愁を誘います。
そういう意味でも、オールドファッションのスタイルかもしれません。

今、温故知新ではないですが、エコだ環境だと騒いでいますが、すこし前の日本は、もともと大変エコな生活をしていました。

昔、母が買い物には、買い物かごに購入した商品を入れていました。
ナイロン物の包装もなく、新聞紙で包むという、大変エコでしたね。
豆腐も鍋で購入していましたね。

サザエさんでも、買い物に前掛けをして、買い物かごを持って行っていますよね。
そこから、ねぎが顔を出す。
お決まりの買い物のスタイルです。
まさしくオールドファッションです。

男はどういうわけが、エプロンをつけている女性に憧れます。
着物でカッポウ着というのも、上品でいいですね。
フリフリのエプロンも若い女性には、花があっていいと思います。
今でも、そうした定番のスタイルがなくなりつつあります。

フリフリと言えば、映像マニアの中では、DVDの機種と言えます。
マクロジョンフリーとリージョンフリーの二つのフリフリです。
DVDがやっと定番化するかと思えば、ブルーレイですね。
すこし付いて行くのが、難しくなりつつあります。

料理屋のスタイルと様変わりしていますが、やはり、高級感漂う料理屋や割烹では、板場は白い帽子と白衣にネクタイですね。
何とも変わっていると思えます。
しかし、不思議とされが高級なお店の象徴です。

もともと、板場に白衣着用させたのは、かの北大路魯山人です。
それまでは、当時は着物に斜めにたすきがけするスタイルでしたね。
時代劇の蕎麦屋やめし屋の親父がそうしています。

白衣というスタイルを、料理に持ち込んだのはすごいと思います。
料理を芸術と言った人物は、魯山人が最初でしょうね。
常識をうちやぶるところに美の探究があるわけです。

美とは、整ったものでなく、そのものの形に美しさを求めるわけです。
ゆがみも、「美」です。
真円でなく、ゆがみに「美」と「遊び心」を見つけます。
型は、どこにでもあれども、それを「美」と見つける目はさすがです。

世の中、いえ日常でも、「美」はあちらこちらに落ちています。
それを「美」と捉えるか捉えないかは、それを見る人の問題です。

幸せも同じです。
すこし目線を下げたことによって、見える幸せもあるはずです。
今あることに感謝する。
それは自分の目線を低くする一つの方法です。

何か一つ「よかった」を探します。
すると不思議です。
次から次へと「よかった」が見えて来ます。

幸せに今も昔もないはずです。
あるのは、それを便利にしてくれる道具だけです。
目線を下げたオールドファッションな幸せも、楽しいものですよ。

今日も、平穏無事に過ごせますことを祈るばかりです。

最後まで、不器用なオールドファッションな話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。