''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

富山の「ますのすし」 京都より。

先日、仕事のN総支配人が富山に出張されました。
富山というと、私の中では、ますのすしとねねさんですね。
もちろん、土産とくれば、ますのすしですね。

さすが、心憎い気遣いです。
一人の一個づつとありがたい差し入れです。
大きい二段重ねをケーキのように分けてたべるのもいいですが、微妙に仕事の時間帯が異なります。

仕事終わり家に帰って晩酌タイムに頂きました。
学生時代、富山の友人の土産と言えば、同じくますのすしでしたね。
二段重ねの大きなますのすしでした。
美味しかったです。

もちろん、この度の土産も大変美味しゅうございました。
N総支配人ご馳走様でした。
お気遣いしかと、腹に治まりました。
いろいろとケーキやお菓子といった気遣いもして下さいます。
上司として、細かい気遣いにいつも感謝しております。

いい上司に恵まれたと喜んでいます。
こんなときでないと、なかなか言えません。
このブログのことはご存知ありませんので、本心の気持ちです。
なかなか面と向かって、男同士素面で言えません。

人格者であるとも思っています。
かくありなんと、思いますが、なかなかそうは行きません。
思うとするには、大きな隔たりがあります。
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そうそう、ますのすしでしたね。
押し寿司としては、いろいろあります。

大阪の押し寿司も上品で美味しいと思います。
京都のさば寿司もなかなかですね。
吉野の柿の葉寿司も、これまた美味い。

関西人は、寿司が大好きです。
江戸前のにぎり寿司も好きですが、上に乗っているネタとごはんの組み合わせがいいですね。
酢飯の加減とほのかに甘いところがいいです。

魚が旨いと書いて、鮨です。
本来は、保存用に魚を楽しむものです。
滋賀県のフナ寿司みたいにです。
しかし、関西人は、ネタそうですが、しゃりのごはんも旨くするものとの知恵です。

大阪の押し寿司は、味付けたいろいろな具材を一つでなく、ハーモニーとして楽しみたいと、欲張りです。
その土地、その土地に根ざした寿司があります。

播州では、祭りと言えば、さば寿司です。
それもお頭つき、つまり1匹姿のまま、腹を裂いて、塩をして、さば寿司ように用意します。
それに、腹の部分に酢飯を詰めるというタイプですね。
これはこれでうまいです。

本当のバッテラです。
ポルトガル語で、ボートや小舟をを意味する語は「Bateira バッテイラ」が語源のようです。
明治になって、大阪のすし屋が酢で〆たコノシロを使った寿司を作ったのが、始まりと聞きます。

その内、酢で〆た鯖の総称となっていくのですね。
鯖好きの関西人ですからね。
上品に昆布のお布団と竹の皮の衣装を着せてもらいます。
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ますのすしは、大変癖が少ないですね。
それでいて、ますの風味と味わいが抜けていません。
やはり、富山のますのすしは、土産としてはいいですね。
関西人受けしますね。

富山というと、もう一つ「銀世界」でしたかね。
発泡スチロール食べているような、あのお菓子です。
私は大好物ですね。
食べたことがない食感です。

富山も大好きです。
登山も学生時代やっていましたからね。
お世話になった気分です。
魚もうまいし、美味しいものが多いです。

でも、どうして、富山で「ます」なのか、多少の疑問はあります。
もちろん、ぶり寿司とかもあると聞きます。
でも、私はますのすしです。
すこし、紫を漬けてたべるのが最高です。
あっというまに完食です。

コンビニにも最近は売っていますよね。
でも何か違いますよね。
器やトッピングも、気分を盛り上げてくれますからね。

名物に旨いものなしといいますが、そんなことはないです。
富山人がいうなら、どこどこのますのすしが一番と言われますが、駅弁として食べるにはそれほど感じません。
風情と言うものも味の一つです。

電車で食べたかったなんて、それは贅沢というものです。
深夜の海も山も見えない一室で、ますのすし頂くのは贅沢の極みです。
もちろん、夜の温かい晩酌付きです。
し・あ・わ・せ・です。
ささやかな幸せに感謝の気持ちでいっぱいです。

今日も平穏無事に過ごせるように祈るだけです。

最後まで、もっと「ます」な話にしたかったですが、最後までお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。