''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

吟醸生酒「朱鷺(とき)」を呑むもの語り。

寒いですね。
天気がいいながらも、風は冷たいですね。
日も沈むと、余計にそれを感じます。

今日は朝から首と肩の痛みの為に、マッサージを病院で受けて来ました。
いつもはマッサージだけですが、今日はフルセットのメニューを選択です。
人が多いですね。
2時間はかかりました。

それでも、マッサージを受けてすぐは体が軽くなります。
一時の事ですね。
日にち薬ですね。
あせらず一歩一歩の歩みです。
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先日、呑んだ吟醸生酒「朱鷺(とき)」をふと思い出しましたね。
甘みのある中に、芳醇な酒の香りがします。
呑口いいですね。

生酒の心地よさに最近よく頂きます。
もちろん、燗したお酒を呑んで体が温まってからです。
朱鷺(とき)は、昔の日本にはどこにでも居た鳥です。

朱鷺(とき)色という色も存在します。
日本書紀』『万葉集』では、漢字で「桃花鳥」と表記したという記事を見つけました。
薄いピンク色系の色合いですね。

朱鷺と言えば、学名はNipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)です。
日本の日本と二度も日本を示す名前が入っていますが、日本の国鳥は、雉(キジ)ですね。
江戸時代に、シーボルトが標本として、本国に送ったことに由来するようです。
wikipedia参照)

江戸時代には、時は害鳥として、多すぎて駆除した記録もあるように聞きます。
時代が変われば、鳥も鳥さまになるのでしょうね。
多い少ないでなく、どの鳥も自然の中で暮らせるのが、一番いいのでしようね。
最近は、渡り鳥などが原因で、鳥インフルエンザも大きな社会問題になっていますからね。

人間の住む世界と野鳥が住む世界の境界線が、曖昧になったことに起因するのでしょう。
自然の警告かもしれません。

トキと言えば、やはり、武論尊(原作) 原哲夫(作画)の漫画・アニメ『北斗の拳』のトキです。
ラオウ実弟ケンシロウの義兄のトキです。
なかなかの人格者です。

トキが持つ北斗神拳の特性は、ラオウケンシロウの拳質が闘気を前面に押し出す「剛の拳」なのに対し、静水の如く拳を受け流して隙を突く「柔の拳」にあるとあります。(wikipedia参照、抜粋)

静と動、陰と陽、北と南、妙と法、一見真逆の位置にあるよう思えます。
表裏一体の関係でもあるわけですね。
時として、二つで一つを表わします。

剛は、金剛界、柔は、胎蔵界、別々の世界ではありますが、二つして一つの仏の世界です。
見える世界「法」と見えない世界「妙」の世界観とも感じています。

アニメの『北斗の拳』は、核戦争後の荒廃した社会の中で、力で世界を支配しようとします。
無益な戦いの中で、世の中は治まりません。
病のトキには、見えないはずの死兆星を見ていたと言います。
余命幾ばくもない中での、暮らしがあったはずです。

それを戦いの中で、最後まで燃えさす。
それにしても、病でなければ、北斗の王になれたかもしれませんね。
心技体の三つを備えるものこそ、その王として君臨出来るはずですからね。

架空とは言え、同じ格闘技の世界でも、大きな違いがあるようです。
真剣勝負にも、見えない世界があるようですね。
丸の世界か、角の世界、悟りの窓と迷いの窓から見ると、いろいろな物が見えることでしょうね。

八百長は、昔から言われていることですから、知らなかったとは言えません。
仮にも「国技」というからには、それを表に見えないようにしてもらいたいです。
心技体という精神世界が、茶番の言葉に思えてきます。
それじゃ、心技体ではなく、真偽体と言わさせるを得ませんね。

多くの人にご迷惑のかかる事態に、その長たる者は、如何にしてこの混乱を収めるのか、それが本当の王としての力量です。
丁半賭博の壷の中、何が見えるかと思えば、黒と白の星が見えましたね。
この事件が、角界にとっての「死兆星」が私にも見えますね。

相撲道という「道」ではなく、単なるプロレスと同じプロの格闘技の興行としての、見世物になったのかもしれません。
この事件も、早く相撲の祖・當麻蹶速(たいまのけはや)のみたいに、足でキックして早く払拭して欲しいですね。

この黒い事件の黒には、白の白王、いえいえ白鵬の力がその起爆剤になればいいと念じますね。
黒にしても白にしても、金剛界胎蔵界にしても、仏様にはすべてお見通しです。

悪いことをせず、いい行いをする。
これば正しい物事の始まりです。
悪の栄えた試しはないといいます。
奢れる者も風の前の塵に同じかもしれません。

静に世の中の流れを静観していたいものです。
心静に過ごしたいです。
心の三毒を廃止し、安穏に暮らしたいです。
ありがたい仏縁を頂いていることに感謝です。

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、円や角には、今このトキの大事の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。