''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

冷泉通り、夷川の発電所 野鳥の姿に癒されて。

今日は朝から小雨の降る京都伏見の地です。
今週は、先日の休日、鴨川散歩の話の続きです。

三条、御池、二条、そして、丸太町の橋を西から東に渡ります。
丸太町の橋には、橋にへそがありますね。
中ほどに2畳ほどの飛び出た場所が設置されています。
宇治川の橋にあるような、飛び出た場所です。

この位置に立つと、鴨川の上に立っているかの錯覚を覚えます。
天気も穏やかで、大変心地よいですね。

このまま、私のお気に入りの場所に向かいます。
今来た鴨川沿いを戻ります。
そこに冷泉通りと呼ばれる岡崎に繋がる道があります。

琵琶湖の疎水を蹴上、岡崎と通って鴨川に注ぎます。
その途中に小道となっていて散歩にはちょうどいいですね。
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数百メートル歩くと、そこは夷川の発電所です。
疎水の水を使って、街中で水力発電所が存在します。

その手前には、大きな貯水の池が存在します。
野鳥がそこで羽を休めます。
鴨も群れを作って、ここで憩っています。
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池の止まり木に、一列になって鴨が整列しています。
何ともユニークな絵面です。
池には鴨が優雅に泳いでいます。
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ここら辺りがお気に入りの場所です。
この場所で、軽く2時間ほど心休めておりました。
途中小雨も降りましたが、上に桜の木が覆っています。
ちょうど、傘の役目として小雨にはかかりません。

その間同行のカメラマンは、望遠レンズのついたカメラで、遠くの野鳥のアップを一生懸命に撮影会を行っています。
鳶も来ています。
鷺も来ています。

望遠レンズを通して、見たことのない鳥の表情です。
目がとても真丸できれいな色をしています。
純真無垢な子供の目に似ています。
そんなきれいな目で、人間では見ることの出来ない上空から、ほん数センチの獲物を一気に捕らえます。

ここには見えないけど感じる不思議な力を見つけることが出来ます。
人には見えないけれど、鳥には見える世界です。
不思議な「妙」の世界かもしれません。
鳥ですらそうなのですから、神や仏の目が見える世界は、到底人間には見ることが出来ません。

見えない「妙」の世界も存在します。
有るか無いかではではなく、見えるか見えないかの世界でもあると言えます。
次元を高くすると見える世界もあるはずです。
人としての修行を行えば、見えないことも見えてくるかも知れません。

それらは特殊な能力と呼ぶのか、神通力と呼ぶのか、さておき不思議なことがあることは確かです。
心の上手にコントロールする術は、必要不可欠です。
心の三毒を廃し、心穏やかに安穏に暮らすことが出来れば幸せです。

周り無益な出来事に翻弄させられることなく、今ある生活、今ある存在に、ありがたいと感謝の気持ちを添えます。
そんなことで、見えない世界が見えることがあります。

目線を低くして、足元に咲いている花をじっと見て、雑草であろうと、力強く咲いています。
何とけな気できれいな花でしょう。
人の幸せも、目線を低くするといろいろな物が見えてきます。
健康で日常を過ごさせてもらえる喜びに、手を合わせます。
ありがとさんです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごさせて頂けますように、手を合わせます。

最後まで、鳥の鳴き声に、発電所の水の流れる音に、しばしお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。