''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

昼ごはんは、賄い他人丼 より。

朝から日差しが強いです。
いい天気です。

今日は、京都市の市長選の投票日です。
少ししたら、天気もいいので、近くの投票所に行こうと思います。

それにしても、やはり寒いですね。
何か温かいものが、食べたくなります。
やはり、鍋ですね。

一昨日は、すき焼き風の煮物にしました。
白菜と九条ネギと牛肉に炊き合わせです。
味付けは、すき焼き風に砂糖に醤油、それに酒で味を調えます。
牛肉だけをフライパンで焼き付けて、それに白菜を入れて軽く脂を回します。

後は、軽く煮込みます。
その後、白菜の煮込んだ中に、生卵一つ割り入れて、これまた煮込みます。
すき焼き風ですが、煮汁は多い目です。
味を濃くはしていません。

牛肉も余り煮込むと、硬くなります。
その辺が鍋とは違う、煮込み加減が難しいです。
焼豆腐や豆腐も一緒に煮ても美味いです。
酒にも発泡酒にも、よく合います。

すき焼きのように、溶いた生玉子に付けて食べるのは、あまり好きではないです。
最初の一口ならいいですが、やはり最後になるとくどく感じます。
ですから、鍋としてより、煮物としてすき焼き風にしてして、見たくなりました。
たっぷり牛肉の出汁を吸った白菜の美味い事です。

それに甘い醤油ベース出汁で、炊いた玉子の美味いこと美味いことです。
白菜と一緒に頂くと、白菜の甘味も感じます。
九条ネギも美味くなっています。
少しくったりしたくらいの美味いはいいですね。

ここに、うどんを入れてすき焼き風うどんしても、楽しめます。
これは、これで美味いです。
多い目に作って、次の日のお昼ごはんに頂きました。
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よく煮込んだ白菜とネギ、それに牛肉も少し残していました。
鍋のそれらを一つにまとめるために、溶き玉子を流し入れて、半熟状にしたものを、ごはんの上にかけました。
もちろん、イチラーですから、一味もフリフリしています。

すき焼き丼というか、関西ではよくやる賄ですよね。
でも、牛肉と玉子が入っていますから、関西では「他人丼」と呼ばれることがあります。
牛丼と言えば、牛肉と玉葱をよく煮込んだものです。
しかし、関西の言う他人丼は、玉子で溶いてあります。

関東とは違い、関西では、丼と言えば、玉子で溶いたものが多いですね。
親子丼と同じです。
関西では、シンプルな玉子丼も人気です。

京都には、人気の衣笠丼と言うのがあります。
京都の上の方に衣笠という場所があります。

衣笠丼と言えば、油揚げと葱をタマゴでとじたシンプルな丼です。
今風に言うならB級グルメですね。
でも、京都では、定番中の定番です。
豆腐好き、揚げさん好きの私には、美味い丼です。

その由来は、第59代の宇多天皇が真夏に雪景色が見たいと突然所望されて、側近が知恵を絞って、衣笠山に白絹を掛けて、天皇の御衣を得たという故事によるとされているようです。

この故事から、タマゴの白身と九条ネギの青味、それに油揚げの黄金色が、丁度その時の衣笠山に似ていたとするもののようです。
ネットで見かけました。
真偽の程は分かりません。

賄いごはんと言えば、丼物ですね。
手軽にも、豪華な一品にも出来ます。
上等な牛肉と白菜やネギと焼豆腐をごはんに乗せれば、「すき焼き丼」です。
昨晩の御飯の残りすき焼きを乗せれば、賄い丼です。

何らそれほど変わりません。
一晩寝かした分、味は賄い丼に軍配が上がります。
味に深みがあります。

自分にあった分があります。
上を見ても、下を見ても、キリが無いです。
賄い言えども、自分の口に合う味です。
うまい。
これに変わりはないですね。

何かを玉子で溶いて、丼にするのは、いいアイデアです。
まさしく、仏の知恵の如く、深いものです。
少し甘辛くした方が、ごはんと合います。
最近流行りの汁ダクより、普通の方がいいですね。
汁ダクなら、汁かけ丼になります。

汁の掛かったところと、白いごはんのところの、2種類が楽しめます。
それに、具の乗ったところと、乗っていないとところとの、2種類もです。
都合、4種類のためし味方が出来ます。

それも知恵ですね。
日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
熱々の「他人丼」、この時期大変なご馳走です。

ありがたいです。
もちろん、味噌汁も付けた頂きました。
美味かったです。

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝しています。

花を見て、月を見て、他人丼を食らい、酒を呑む。
至福です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に過ごしたいです。
それが、願いです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますよう、祈るばかりです。

最後まで、甘くドンな話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。