''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

洋食器ノリタケで、味変身~ より。

昨日は、北浜のバラ園の記事を書きました。
面白いバラの花とその名前にも、興味をひかれます。

そう言えば、昨日頂いた白ワイン「青デラウェア」(飛鳥ワイン株式会社)のワイン少し調べると、2003、2004年に国産ワインコンクール 奨励賞受賞を、2006年には、国産ワインコンクール 銅賞受賞を受賞されています。

同社の飛鳥シャルドネ2009や飛鳥デラウェア2009も、国産ワインコンクール 銅賞受賞を受賞されている評価の高いワインリーですね。

河内産ワインとなれば、国産ワインとして、少し安心感もあります。
地元大阪で作られたワインと、地で作られた食材もコラボなら、美味いに違いないです。
河内と言えば、河内音頭と、ミス花子さんの『河内のオッサンの唄』ですね。

♪おー、よう来たのワレ
まあ上がって行かんかいワレ
ビールでも飲んで行かんかいワレ
久しぶりやんけワレ
何しとったんどワレ
早よ上がらんけオンドレ何さらしとんど
河内のオッサンの唄
河内のオッサンの唄

何とも言えず、少しデェフォルメされた曲です。

川谷 拓三さん主演の映画『河内のオッサンの唄シリーズ』(1976・東映)にもなった有名な歌ですが、どうも教育上よくないとのことで、今ではテレビで聞くことはないというブラックリストの歌に入っているとも聞きます。

子供さんが、「ワレ」のとこだけ強調しますからね。
ワレは、貴方(あなた)の事、つまり二人称ですね ワレ~。
江戸時代以前から使われている由緒ある言い方です。

もともとは、ワレは自分の事です。
つまり一人称です。
しかし、関西圏では、貴方(あなた)の事、ジャニーさん的に言うなら「you」の事も「自分」と呼びます。

会話で「自分」と言えば、貴方の事、つまり二人称のことに使うこともあります。
この辺が、ワレが一人称から二人称に、変化したものだと推察できます。

ですから、「おー、よう来たのワレ」は、「ようお越し頂けましたね。貴方のさま」と言う大変丁重な物言いになります。
しかし、これの最後の「ワレ」が付きますと、どうももっとフランクな言い方になります。
少し砕けすぎです。

でも、その言葉の一番後に、♪河内のおっさんの唄~ ここは凄く優しく歌います。
哀愁のあるような、河内の人がみんなこう言った会話をしている訳ではないですよね。

相撲取りでも、特に横綱になると、自分の事を「儂(ワシ)」と呼びます。
儂と聞くと、何だか品のない言葉に聞こえますが、本来は特定の人物しか使えない言葉ですね。

まさしく、昨日の「朕(ちん)」と同じです。
お使いになられるのは、王様か、日本なら天皇陛下は、自分の事を「朕」と表音されますね。
教育勅語の「朕思うに我が高祖・・・」となるわけです。
誰でも使える言葉ではないわけですね。

ワレも本来は、自分の事、「我思う、ゆえに我あり」のワレですね。
有名な哲学者のデカルト言葉です。
「自分はなぜここにあるのか」と考える事自体が、自分が存在する証明であると言う意味のようです。
この「ワレ」にも、こうした深い意味にも繋がります。

ワレと言えば、割れ物ですね。
先日の白ワインは、ランチのカレーリボンパスタグラタンのお供だけでなく、その後のおつまみも、同行カメラマンはご用意されています。
お気遣いありがたいです。
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何やら曰くのありそうな、洋食器が前に出ました。
うーん、うーん。
中を開けたら、クラッカーの上にチーズが、オンしたものです。
うーん、クラッカーとチーズの組み合わせと言えば、白ワインか進みます。
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あれ、今一度磁器を見ます。
「これ、ノリタケ?」
同行カメラマンに尋ねました。

この風合いといい作品の格調高さといい、これは日本の「ノリタケ」ではあ~りませんか、すかず器の下を覗きました。
間違いなく、ノリタケです。
1904年創業の日本の洋食器では、有名なブランドです。
それも、最近の物ではないとの話です。

いい作品です。
その逸品に、クラッカーとチーズが入っています。
うーん、余は満足じゃ。
豪華なランチに、一面のバラ園といい、おフランスにいる気分です。
そこに、ノリタケとは、こりゃ脱帽です。
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食べ終えてから、一応、鑑定します。
やはり、間違いなく古いノリタケです。
ノリタケと言っても、とんねるずの「仮面ノリダー」の方ではありません。
今では名優となられた伊藤淳史さんの「チビノリダー」も印象に残っていますよね。

いえいえ、ライダーだけに、バッタものではありません。(ここしか笑うとこないですよ。ねぇー、とおるねちゃん!!)
本物のノリタケですね。
いい仕事されています。
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外の食事も、少しグラスや器を使うと、より豪華に感じられます。
写真は、ささやかなに、エリザベス女王のお祝いのつまりで、日英同盟としてアップです
有馬の皇子の「家にあれば笥(け)に盛る飯(いひ)を草枕~」とは逆ですが、お外(柴淳風に)でも、少しいい器で頂くのは何とも贅沢ですね。

本当に豪華なランチに白ワイン、そして、眼下に広がるのは、大輪のバラ、バラ、バラのバラの園です。
うーん、贅沢な昼下がりの午後のランチでした。
いろいろなところに、サプライズがあった昨日の北浜のバラ園でした。
ありがとさんです。

日々の暮らしの中に、ささやかに幸せがあります。
ありがたいと感謝しています。
やはり、ありがたい仏縁のお蔭です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、バラバラの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。