''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

北浜のバラ園 ピンクノックアウト より。

今週は、先週行った北浜のバラ園の特集をしています。
バラと一言で言っても、こんなに多くの種類があったことに、驚くばかりです。
色も、真紅のバラから、黄色やピンク、紫やらブルーまで、その色合いの多さとその美しさに感嘆の声が出そうです。

まさに、バラの美しさにノックアウト状態です。
バラの名前にも、ノックアウトという種類があるようです。
バラ園に有ったのは、ピンクノックアウトという種類です。
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少しネットで調べると、ノックアウトの一番の魅力は夏に強いってことと言うのが出てきました。
バラと言えば、春のイメージですが、夏のバラもいいかもしれませんね。
少しイメージと違います。
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綺麗なバラですね。
ネーミングの妙というのがありますね。
ノックアウトの由来を調べてみると、非常に花付が良く、丈夫で育て易く、ほのかにバラ独特の香りがあり、バラの歴史上、驚くほど耐病性を高いバラりようです。名前の由来も、このように病気をノックアウトするところによるとあります。

ノックアウトと言えば、もともとボクシングやキックボクシングなどの用語です。
試合では、ノックダウンを宣告されてから、レフェリーが10秒数え終える前に立ち上がってファイティングポーズを取れない場合にノックアウト(以下、KO)が宣告され、試合が終了させられる。

また、レフェリーやドクターが試合を止めた場合、あるいはセコンドがタオル投入により棄権の意思表示をした場合はテクニカル・ノックアウト(T.K.O.)と呼ぶ(特にレフェリーが止めた場合はレフェリー・ストップ、ドクターが止めた場合はドクター・ストップと呼ぶ)。(Wikipedia参照)

最近では、野球でも使われているようです。
ボクシング用語と言えば、ノックフックパンチでしょうね。
あれー、何か引っかかります。

♪ パンパカパーン~ パパパッ パンパカパーン 今週のハイライト

こう来れば、漫画トリオのフレーズです。
社会風刺をもとに、人気を博したトリオです。
私たち世代には、リアルタイムの芸を見ることは無かったですが、なつかしの漫才などで見ることがありました。

私の若い頃、パンチさんこと、上岡龍太郎さんの薀蓄のある語りが好きでしたね。
上岡龍太郎さんは、当時横山 パンチ、解散後、に香川登枝緒氏によって命名された「伊井パンチ」と改名したが、自ら上岡龍太郎と名乗るも、仕事がない期間を過ごしたと聞きます。
講談師旭堂 南蛇(なんじゃ)として高座に出演したり、落語立川流の門下でもあり、立川右太衛門として高座にでるなど、活動範囲は広いです。

伊井パンチさんの命名も、パンチに合う屋号を考えた結果、「いいパンチ」の音から、伊井の当て字になったようです。
でも、気に入らなかったようですね。
香川登枝緒さんも、私たちには懐かしい人物です。

しかし、上岡龍太郎さんと言えば、名司会者として活躍、また、探偵!ナイトスクープの初代局長としても、その功績は大きいです。
私的には、『鶴瓶上岡パペポTV』ですね。
その博学の知識、論理的な考察といい、やはり弁護士であった父親のゆずりの明晰な頭脳に、いつも楽しみにしてみたいました。

その時の釣瓶さんが、今では名俳優としても認められる存在です。
あの時の二人の会話は、楽しかったですね。
漫才なら、ボケと突っ込みの二極がハッキリした笑いです。
今でも、貝殻節の話も懐かしいです。

あんな番組を作ってもらいたいですね。
この不景気なら、あれほどの低予算の番組はないでしょう。
椅子にすわった二人が、台本もなくただしゃべる。

シンプルだけど、話芸の極みです。
芸は、シンプルなほど難しいです。
そんな話芸に、まさしくノックアウトです。
話芸の極致に、「無舌」という言葉があります。

言葉を使う話芸にあって、舌を使わないというのですから、これまた至難の業です。
話芸は、その言葉だけではないようでね。
歌舞伎や能、狂言など、現代の言葉では、理解できない言葉も、この意味だけでない芸があります。
ですから、言葉の分からない外国人も、鑑賞できるのだと思いますね。

「芸とは、無駄の排除」と上岡龍太郎さんは、よく言われていました。
新しい芸は、下品です。
それが、無用なところを削られて、洗練されていく、それも何世代にも受け継がれることによって、より繊細にシンプルになって行く。
これが伝統芸能ということになるようです。

何世代にも受け継がれるのは、芸だけではありません。
仏の世界なら、その教えです。
幾世、幾人の言葉の中にあっても、その仏の真理は、言葉では伝えることが出来ません。

何かを会得しないといけない。
その為には、まず、悪い行いをぜすに、いい行いをする。
ここから、縁起が生じます。
現世は、悪い縁を断ち、いい(伊井)縁を結ぶことにあるように思えます。

ありがたいことに、私は仏縁を頂けています。
ありがたいと感謝しています。

日々の暮らしの中にこそ、ささやかな幸せがあると思っています。
花を見て、月を見て、心穏やかに過ごす。
ありがたいです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、芸道に暗いながら、足元に電灯を点ける話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。