すだちに、焼き鮭、いえいえ、それとも焼きマス より。

昨日の雨は、よく降りました。
関東地方では、少しは恵みの雨になったのでしょうかね。
作物は、水がなければ生きられません。
人間も同じです。

その人間ですら、地域によって不平等もあります。
九州地方から東海地方では、今年は異常な雨でした。
特に、九州地方の水害被害は、甚大でした。

同じ日本に住んでいても、水害の地域もあれば、干ばつの地域もあります。
仏法世界でも、平等といいながら、差別歴然です。
その差別歴然でありながら、平等即差別、差別即平等と観ずるのが、真理にかなった円満な解決と見解を述べられるのは、我愛読書「禅語の茶軸　一行物」（芳賀幸四郎著　淡交社刊）です。

その中で、これらの真理を述べられた歌を紹介されています。
「　雨あられ雪や氷とへだつれど　とくれば同じ谷川の水 」　(一休禅師の和歌「骸骨」所収)
この間の消息を、うたったものと述べられています。

やはり、深い言葉が、そこにはあります。
しかし、真の民主主義を、はきちがえてはならないと、苦言を呈しておられます。

自然の驚異は、老若男女に関係なく、襲いかかります。
自然の驚異は、ありとあらゆる生物にも、関係なく襲いかかります。

最近のニュースで、世界自然遺産の知床で、異変が起きているようです。
痩せたヒグマの目撃例が、相次いいでいます。
まるで、野犬のようなガリガリです。
この高気圧の影響で、海水温が高くても、餌となるカラフトマスや鮭などの魚の遡上が激減しています。

かといって、ここでヒグマに餌を与えては、自然のバランスが崩れます。
専門家は、そう言っています。
確かに自然の驚異の中で、数等のヒグマを助けることは、意味を成さないかもしれません。
自然界の生態系のバランスを取っているのでしょう。

先日近くのスーパー・フレスコで、鮭の特売です。
焼き鮭にしてみました。
アロマっ子さんから頂いたすだちも、もちろん添えます。
すだちをかけると、美味いですからね。

でも、あれー、この色からすると、鮭ではなく鱒（ます）のようです。
鮭と言えば、荒巻鮭です。
塩した辛い鮭は、最近敬遠されています。
健康ブームで、減塩したものが主流です。

昔の塩鮭は、本当に辛かったです。
お茶漬けがちょうどいいくらいの辛いものもありました。
保存目的ですから、仕方ないです。

その新巻鮭で、日本中魚を食べられたわけですからね。
京都なら、特に塩鯖ですね。
日本海の福井辺りから、塩した鯖を担いだり馬に背負わせたりして、ちょうど塩の加減のいい頃に、京都に入ってきます。

京都のご馳走のさば寿司も、こうした苦労がないと、口には出来ません。
塩がしてくれた効能です。
美味くもなったし、保存も効いたことになります。

しかし、流通の発達と健康ブームで、減塩です。
私も、鮭には塩を控えめです。

多分色からして、この鮭は鱒です。
鱒は色が白いです。
弁当屋の定番メニューと言えば、鮭弁です。
この鮭弁は、大抵鱒弁です。

色が白いでしょう。
それ以上に、鮭なら、３００円ほどて買えません。
鮭なら、６００円は貰わないと無理です。

鮭なら、もっと色が赤いです。
かと言って、鮭が鱒より美味いかと言えば、少し鮭の方が味が濃いですね。
好き嫌いも好みもありますが、ほか弁でも、ホットモットでも、鱒弁当でも十分です。
鱒弁当は、のり弁と並ぶ、両巨頭です。

まるで、AKB48の新しいダブルセンターの大島さんと松井珠理奈ちゃんみたいです。
そんな話は、ウザ（UZA）い、と言わないで下さいね。（笑）

うざいと言えば、領土から派生した問題でしょうかね。
尖閣諸島は、日本固有の領土です。
ですから、領土問題自体存在していません。
まちがいない。（ちょっと古い芸人さんの言い方です）

それにして、あの中国の反日デモがうざいです。
政府の統制の元に行われているのは、明らかです。
日本も自国領土ですから、もっと強い姿勢で臨んでもらいたいです。

過去の中国首脳陣の発言にも、公式文章にもあるようです。
もし、領土問題があるなら、国際司法裁判所に提訴すればいいと思います。
確実に負けますから、提訴はしていません。
それは韓国と同じです。

この尖閣諸島問題には、中国とアメリカの話し合いだ見えますね。
日米安保問題に、この尖閣諸島問題を含まないとの確約の為です。
中国を刺激したくないアメリカは、この問題を棚上げして、安保問題にしてないでしょうね。

アメリカの日米安保条約は、その程度のアメリカ自国のためだけの条約であることは、これを見ても明らかです。
この節電モードの時ですから、アメリカ基地は、節電していません。
基地内の家を含むすべての施設も２４時間エアコンかけぱなしでしょうね。

アメリカは、日本を同盟国でなく、属国と考えています。
日本の外交の愚かさに、それまた「うざい」と感じるだけです。

今の日中関係を考えると、赴任される予定であった西宮伸一駐中国大使の逝去は、残念で仕方ないです。
外交上のキーマンは、どうなのでしょうね。
中国の刺激的な言動に挑発を受けて、暴挙に入らないことが得策ですね。

中国経済では、特に電気機器分野で、特別な存在であったパナソニック工場への襲撃報道があったとも聞きます。

馬鹿げた政治に、首相は何も出来ないまま、バカボンパパみたいに「そのなのだ（野田）」と指導力のないままの無責任な対応です。
尖閣諸島に1000隻でやって来たら、すべて拘束して、漁船をすべて拿捕して、東日本大震災で被災して、漁船のないまま、漁業が操業できない漁業関係者に、拿捕した漁船を分け与えて、操業再開すれば復興支援になりでしょうにね。

やはり、選挙で選ばれていない総理が、舵取りするのは、難しいと思いますね。
皆さん、どう思われます（鱒）かね。（笑）

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁と感謝しています。

イライラしたり、怒ったりしてはいけません。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、さけ（鮭）どうします（鱒）か?と思案する話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。