''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

肉玉うどんのお昼ごはん より。

朝からいい天気です。
秋晴れですかね。

先日、日清のどん兵衛の肉うどんを食べて以来、肉うどんが食べたくなっていました。
口が、肉うどんなんです。
イメージは、千日前の「千とせ」の肉うどんです。
台のうどんを抜いて、肉吸いにしてもいいような感じです。
もちろん、ネギたっぷりの図です。

イメージとは、少し違いましたが、脂身の少ない牛肉と玉子を煮て、そこにうどんを入れて、ネギを乗せれば完成です。
イメージ 1

千とせのような、脂の多いバラ肉は使っていません。
肉うどんとしては、これ位の方が肉の味がうどんと相まって、好みです。
玉子は、少し煮込んでいます。
中は、半熟よりちょい硬めです。

なかなかいい感じに完成しています。
後は、小ライスをレンジで温めました。
千とせのように、生卵は付けています。

肉うどんは、なかなか美味かったです。
ネギがないと、味がボケますからね。
もちろん、イチラーですから、一味もフリフリしています。
フリフリと言っても、リージョンやマクロジョンのフリフリではありません。(ちょっとマニアック)

牛肉を使った和食料理の代表と言えば、すき焼きでしょうね。
関西人は、特にすき焼きが好きです。
お店に行って食べるより、家で食べるご馳走の定番と言えます。

私は、少し変わっていますので、好みとしては、あまり好き好んですき焼きは食べないです。
牛肉なら、牛鍋をすることが多いです。
醤油ベースの味です。

関東のすき焼きように、割り下を使うと少しくどく感じる事があります。
また、関西のすき焼きのように、直接砂糖と醤油を足していく方法も、味が濃くなりすぎます。
また、生卵に付ける食べ方も、すき焼きの食べ方としては、贅沢ですが、味の好みから言えば、少し抵抗があります。

ですから、牛鍋なんです。
豆腐も入れます。
ささがき牛蒡も入れます。
5センチくらいに切った九条の青ネギも、たっぷり入れます。

牛肉は、どこの部位でもいいですが、上等な肉はダメです。
脂が多すぎると出汁が、まずくなります。

出汁は、醤油とお酒、少量の砂糖で味を付けたものです。
この出汁に、ささがき牛蒡を入れて、次に食べよい大きさの豆腐(木綿が多いです)、それに牛肉、九条ネギです。
肉は食べる量だけを、出汁に入れて、頂けます。

しゃぶしゃぶみたいに、出汁にくぐらすほどの事は有りません。
安い肉ですから、煮込むと硬くなります。
色が変われば、引き上げるだけです。

その時、たっぷりの九条ネギを一緒に頂きます。
口の中がさっぱりします。

出汁の加減は、肉うどんや肉吸いより気持ち濃い目です。
しかし、この出汁が美味いです。
ささがき牛蒡が、牛肉の臭みを取ってくれます。
豆腐も、牛肉の旨味を吸い上げます。
とりあえず、あっさりした味わいを目指します。

すき焼きで有名と言えば、美食家の北大路魯山人魯山人風すき焼きですね。
あちらは、白いネギをベースに使います。
魯山人も関西人なんだから、白ネギよりも青ネギ文化圏の人だと思うんですがね。
大仁田ネギのような白い部分の美味いネギなら、甘くて美味いかもしれません。

私は煮込んだ甘さより、ネギのシャキシャキ感を楽しみたいです。
さっと出汁にくぐらせて、食べられる九条ネギの青ネギがいいですね。
これが、脂身の少ない牛肉と合います。

魯山人のすき焼きも、2種類あります。
最初のは、脂身の多い所を使ったすき焼きでしたが、晩年は、脂身の少ない赤身を使ったすき焼きに変わっています。

肉の味を楽しむなら、断然赤身ですね。
サシの多い霜降りは、脂の味が強すぎます。

最初の何度かだけが、美味いだけです。
肉も入れると、すべてが取りきれませんから、それはそれでいいんです。
煮込みになります。
出汁と相まって、悪くはありません。

まさに、牛鍋の感覚です。
お酒を少し多い目に入れても、悪くないです。
出汁を蓮華で救って口に入れられる程の醤油加減にするのが、いいです。
出汁を飲むという料理でもある思っています。

これには、熱燗でもいいですね。
〆に、うどんを入れてもいいし、ごはんに出汁をかけて、茶漬け風にしても楽しめます。
もちろん、雑炊もいいです。
ただ、この時にも、後の楽しみを考えると、サシの少ない脂の少ないところでない、楽しめません。

あくまで、肉うどんの延長線上の食べ方です。
牛肉と醤油とネギの組み合わせは、最強の黄金比と思っています。
美味しんぼ」の山岡士郎の言う「肉に一番合うソースは醤油だ」には、同感です。

久しぶりに、「かんとうしょうえ風の牛鍋」食べたなくなりました。
懐と痛風の両方と相談してみます。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝しています。
ありがとさんです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、七重八重とクドいウソブキの実のない話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。