''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

赤なまこの酢物で、一杯呑みたいなぁ より。

朝から寒いです。
こんな日は、熱燗でいっぱいやりたいものだ。
しかし、次の日に予定があれば、日本酒は残ります。
残念だと感じます。

熱燗があればあるで、呑みたくなるし、なければないで、なお欲しくなる。
山岡鉄舟のような心境です。

禅の達人ならではの、境地かもしれません。
あればあるで、呑めばいいし、なければないで、それもいいです。
ただ、それだけの事です。

でも、呑み手には、好物の肴があれば、無性に呑みたくなります。
先日、呑んだ時の好物の肴です。
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赤なまこのなまこ酢です。
これが、美味いです。
なまこには、赤と青があります。
赤の方が味も値段も、いいです。

酢の物と言っても、ポン酢をかけるだけです。
一味をフリフリして、あとは口中に投じれば、あら日本酒の燗酒が無性に呑みたくなります。
あしらいに、貝割れ大根をひらひらです。

こりこりした歯ごたえが命です。
味もポン酢と相まって、こりゃ美味いです。
大人になって、好物になりました。
子供の頃は、全く食べませんし、我が家の食卓に並んだことがありません。
下戸の父には、不向きでしたね。

中国では、干したなまこを料理に使います。
今でも中華料理に、干したなまこなどが使われます。
中華料理では、乾燥させた海の食材を調理されます。
フカヒレもそうですね。

江戸時代、日本からの輸出品に、こうした干した海産物が珍重されました。
こうした乾燥物を、俗に俵物(たわらもの)と称していました。
生より干した方が、味が濃いいです。

私の今月のサブテーマは、「赤穂浪士」です。
忠臣蔵と言えば、史実とは違います。
お芝居の世界です。
映画やドラマでも、架空の当時人物がいます。 

そんな中に、俵星玄蕃がいます。
槍の達人で、上杉の家老・千坂兵部にスカウトされますが、昵懇にしている杉野十平次に同情して、この話を断ります。
もちろん、杉野十平次が、赤穂浪士だとも話していません。
この後、赤穂浪士の影で、見守る役目となります。

三波春夫さんの「元禄名槍譜 俵星玄蕃」は歌謡浪曲でも有名で、忠臣蔵ファンでカラオケで、この歌を歌う方もおられます。
三波春夫ワールドです。
元・浪曲師としての技量が、その歌唱力でも遺憾なく発揮される大ヒット曲ですね。

♪こんにちは こんにちは 世界の国から ~ 1970年のこんにちは

私たち世代には、三波春夫さんの歌った万博のテーマソングが、聞こえてきそうです。
関西が一番活気のあった時代です。
総選挙では、維新の会の大躍進で、関西も元気になって欲しいです。

俵星玄蕃と言えば、三船敏郎さんか、勝新太郎さん、それとも長門勇さんでしょうかね。
いずれにしても、時代劇、映画全盛の時代を感じさせますね。
もっと、時代劇の古い作品の評価が高くてもいいように思います。

年末年始は忙しいので、録画して、正月明けに見ることにしておきましょう。
ハードディスクの容量持つかが、心配です。
ささやかな心配です。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁のお蔭です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、小鉢の酒の肴の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。