''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ヒラメの造りで、一杯呑める より。

昨日の長雨が一変して、いい天気になりました。
暖かい1日になりました。
10人10色と言いますが、服装も人それぞれです。
半袖の人も居られば、まだ寒い格好の人も居られます。

昨晩の気温なら、まだ熱燗が楽しめます。
そこで、近くのスーパーに向かうと、いいヒラメが見つかりました。
口の中では、既に龍宮城の鯛やヒラメの舞い踊りのイメージです。

鯛はまだ造りで食べても、ヒラメはなかなか造りでは食べませんね。
ヒラメは、高級魚ですからね。
これ幸いと、ヒラメの造りをゲットしました。
いいヒラメです。
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それを、愛用のはまぐり中皿に、ほどよく盛り付けました。
ワサビも添えます。
居酒屋さんの雰囲気だけを楽しみます。

食感といい、いいですね。
久しぶりに、ヒラメの造りを頂いて、満足です。
もちろん、熱燗のお迎えが付きます。
口中で、ヒラメの香りといいですね。
後追いする日本酒の香りもいいですね。

やはり、熱燗には刺身がよく合います。
あと足りないのは、タボでだけです。
慰労の手酌の酒です。

この一時が何よりの幸せです。
なかなかゆっくりと、ヒラメを肴に熱燗呑む事はありません。
しみじみと、そう感じます。

ヒラメと言えば、アニメ『じゃりン子チエ』の主人公のチエちゃんの友達のヒラメちゃんを思い出します。
周りからドン臭いと言われることが多く、その事を本人は大変気にしています。
しかし、大変な努力家です。
絵画と相撲が得意で、絵の方は大阪府のコンクールで金賞を受賞したこともあると言う設定です。
地味な存在ですが、何か人間の本性を見るような台詞が、印象的です。

番組の中で、地区対抗の相撲大会では男子ばかりを相手にして、都合17人抜き、西萩地区を優勝に導く大活躍をしたシーンが印象的です。
その中、ヒラメは言います。

「ウチの将来がかかってるねん。今日の相撲で恥かいたらウチ死ぬまでドンくさいゆわれるねん」
この時が、ヒラメちゃんの人生の岐路だっかもしれません。

そんな反面、楽天家でもあります。
「やっぱり晴れはうれしいなぁ。なんか太陽見たら笑てしまうもんな」

これもいい台詞です。
私も同じ気持ちです。
ですから、今日の天気は嬉しかったです。

主人公のチエちゃんの名台詞と言えば、やはり「うちは日本一不幸な少女やねん」でしょうね。
小学生だと言うのに、ホルモン屋を経営しています。

じゃりン子チエ劇場版」では、あの高畑勲氏が監督を勤めています。
アニメの名作の上げられる『じゃりン子チエ』ですが、大阪色が強すぎます。
でも、私は大好きなアニメの一つです。

その高畑勲氏が監督したアニメ映画版には、実はヒラメちゃんは登場しない記憶でした。
調べると、存在があまりに印象的なために、監督の高畑勲があえて登場させなかったと言う事のようです。

しかし、このアニメには、多くの人生訓があります。
チエのおバァはんは、「人間、寒いとき、腹減ってるとき、疲れてるとき、ロクなことを考えん」と言い放ちます。
静かに納得するばかりです。

その中でも、食する事の喜びや幸せが、一番身近です。
人が人らしく生きると言うことが、このアニメにはありますね。
どんな暮らしの中にでも、ささやかな自分にあった幸せがあると感じます。

今日生かされていることに感謝です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮せますように、念じます。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせます様に、祈るばかりです。

最後まで、ヒラメだけに意味もなく平べったいだけ話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。