''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

焼いた青唐に、かつおとショウガを添えて より。

朝晩の冷えは、予想意外です。
すでに、厚手の掛け布団を用意しないと、不意を突かれそうです。
今日の朝も、想定外の冷えに、驚きました。

昼間と朝晩の気温差が、これだけあれば、体調も良くないです。
いけませんね。
年のせいにはしたくないものです。

私たち世代には、子供嫌いな食べ物と言えば、人参とピーマンに相場が決まっていました。
今でも、そうなんでしょうかね。
人参は、昔ほど臭みもありません。

ただ、私の子供時代には、人参が嫌いという時期が無かったです。
そうなんです。
野菜に関しては、それほど好き嫌いはありませんでした。
ですから、給食を残された食べたような記憶もありません。

きゅうりが嫌いと言う子供さんも多いですね。
キリギリスになった気分にするしか、言っていたのを思い出します。
それじゃ、きゅうりの酢の物も食べられませんよ。

大人になって、夏の暑い盛りの酢の物は、美味いです。
ワカメや、みょうが、それに細く刻んだ生姜が、味と歯ごたえのアクセントになります。
ウザクなんか最高です。
鰻と酢の物の相性もバツグンです。

それに、きゅうりが嫌いなら、もろきゅう(醪胡瓜)もを食べられないのは、寂しすぎます。
日本酒には、合いますからね。
それ以上に、きゅうりの漬物が食べられないのは、衝撃が大きすぎます。

まあー、子供の時に食べられなくても、大人になって食べられる食べ物は多いです。
ピーマンなんか、そうでしょう。
ピーマンを使った料理と言えば、チンジャオロースなんかが代表格です。
中華屋さんで、チーロー(チンジャオロース)を注文して、共に頂くビールや発泡酒は最高です。

ピーマンの進化系と言えば、同じ類になる青唐ですね。
しし唐とも言いますね。
途轍もなく辛いのがありますからね。

焼いた青唐に、天にかつお節、脇の添えにおろしたショウガと来れば、これは日本酒にも、ビールや発泡酒にも合います。
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もちろん、醤油を垂らしてもいいし、出汁で割った出汁醤油をかけても、美味いです。
ポン酢でもいいし、さっぱりと酢醤油もいいかもしれません。
ショウガと、かつお節は、青唐の旨みを引き出してくれます。

ロシアンルーレットのように、一つ一つ食べると、当たりの辛いのがあります。
中にある種の数と関係しています。

最終的には、真っ赤な唐辛子になるんですからね。
最近はの唐辛子も、いろいろとスーパーで売られています。

ハバネロや日本の熊鷹や本鷹などの生産量が少ないものもあると聞きます。
近くのスーパーでも、ハバネロは売られています。
京都の亀岡市で栽培されているようです。

私には、瓶に入ったタバスコや一味唐辛子で十分楽しめます。
生のタバスコは、危険すぎますね。
何でも、世界一辛いと言われている「ブート・ジョロキア」という唐辛子があるようです。

辛さはハバネロの10倍と言われ、生のピーマンをかじった感覚にいていながら、病院に運ばれるほどの辛さだとネットに書いてあるのを見つけました。
何でも、辛いでなく、痛いという感覚だと言うことです。

聞くところに因ると、ゴリラは辛味の成分を感じないと聞きます。
それに、ゴリラはすべて人間で言う所の血液型が、Bだとも聞いたことがあります。
意外な事が多いです。

ショウガとかつお節を添えれば、列記とした日本酒の肴になります。
焼いただけです。
直接直火の網焼きでもいいし、フライパンで炒めてもいいし、何分お手軽です。

青唐は、天ぷらにも色合いで、添えてありますよね。
素揚げもよく見かけます。

料理は、そのままの材料の旨味を引き出すことが、一番みたいですね。
かの美食家・北大路魯山人の著『魯山人味道』の中、「日本料理の基礎観念」と言う頁に、「原料の原味を殺すな」とのタイトルがあり、「原料の原味を殺さないのが料理のコツのひとつであります」と記されています。

基本的な事ながら、どうしても、味付けなどの方に行きがちですからね。
知っていることとは言え、やはり、料理人としては、忘れがちなことかもしれません。
いえいえ、私もペーパーですから、気をつけないといけないです。

また、自分で撮った写真を見て、今夜の晩酌に使いたくなりました。
お手軽に出来ますから、いつでも材料があれば、出来ます。
この年になると、簡単なものがものすごく美味く感じます。
焼きナスとか、湯豆腐とか、あっさりしたものが、美味いと感じられます。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁を得たと、感謝して暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それを願うばかりです。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事でありますようにと念じます。

最後まで、青唐を焼いただけのお手軽な一品の話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。