伏見で食べた最後のなか卯の牛丼とハイカラうどんのセット より。

引っ越しでひと段落するまもなく、生活の激変に翻弄されています。
とは言え、引っ越しの次の日は、スクーターを取りに、電車で伏見に帰りました。
この日に限り、京阪電車で朝方人身事故が起こり、京阪電車に大幅なダイヤの乱れがあった日の事です。
１１時過ぎにダイヤが戻るくらいを見計らって、京阪の京橋駅から伏見に向いました。

この日に、部屋の鍵の受け渡しと、清算処理があったのです。
その為、掃除をしてから、引き渡してスクーターで、大阪まで帰って来ました。
以外に、１時間少しで帰って来ました。
何度か行き来するうちに、なれるものですね。

スクーターで、伏見を出発する１時間ほどの前の事です。
すでに、時間は昼時です。
何か食べようかと、思案して、目の前に見えたなか卯に入りました。

なか卯の牛丼波とハイカラうどん小のセットです。
確か４３０円だった記憶です。

うどんは、ご存知冷凍うどんです。
しかし、よく出来ています。
うまいと思います。
多分、タピオカの入ったモチモチうどんです。
関西風の薄口で出汁もよく効いています。

この日の牛丼は、ダメダメでした。
煮詰まって、味が濃くなっていましたが、修正する雰囲気も微塵もない有様です。

何かいつもの牛丼と違います。
そう私の大好きな紅しょうがを天に山盛りです。
とは言え、この日はすこし加減しました。
吉野家の牛丼の紅しょうがなら、この３倍近く乗せることもあります。

それじゃ、紅しょうが丼と言われても仕方ないです。
でも、吉野家の紅しょうがを山盛り乗せている方も、よく見かけます。
吉野家の紅しょうがが、最高です。

それに比べると、なか卯の紅しょうがは、辛いです。
塩辛いという表現の方が、いいいかもしれません。
その為か、あまり山積みに紅しょうがを取られている方も少ないように思います。

ハイカラうどんと言えば、関西では天かすの入ったうどんを差します。
同じ関西でも、たぬきうどんと言ったりすることもあるように聞きます。
京都で、たぬきうどんと言えば、しょうがの入ったあんかけうどんを差しますね。

不思議な食べ物です。
うどんのコシもどころか、スプーンで食べられる方も居られます。
私も好んで食べませんが、味は美味いと思います。
しょうが好きですからね。

なか卯は、ハイカラうどんに限ります。
それも、牛丼並とのセットが、ちょうど私の胃袋と納まりがいいんです。
人それぞれ、治まる所に治まります。
自分の分に応じた暮らしが、そこにあるだけです。

日々の暮らしの中に、ささやかなよかったがあります。
それを見つけられる方は、幸せだと思います。

日々の暮らしに感謝しております。
ありがたい仏縁に感謝して、暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事でありますように、祈ります。

最後まで、しょうがたっぷりのわがまま丼の話に、おつきあいくださいまして、心よりお礼申し上げます。

 

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