''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ワイングラスでおいしい日本酒 金賞受賞 北鹿 北秋田 大吟醸 を吟味してみました より。

何だか夏がやって来たかのような、気温が高い日が続きます。
沖縄では、台風の特別警報が発令されて、心配しています。
このまま、日本列島を舐めつくすような予感すらしています。
今年は、台風の上陸が多いですね。

雨が多いと山の幸が豊富とも聞きますが、どうでしょうね。
里の幸が多くても、山の幸が豊富でも、総じて恵みの雨は必要です。
稲刈りシーズンを前にしての台風は、被害が膨大です。
自然の驚異の前に、人間は神仏の加護を祈るしかありません。

秋の恵みの代表格と言えば、新米でしょう。
もちろん、日本人のDNAに含まれる農耕の稲作文化に由来するのかもしれません。
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先日ローソンで買ったワイングラスでおいしい日本酒アワード2015 金賞受賞 北鹿 北秋田 大吟醸 です。
2012・2013年にも金賞受賞されています。

ワイングラスで呑むのは、好みとして、日本酒の香りを楽しむのは、グラスもありですよね。
酒呑みとしては、小皿を敷いた上にコップを乗せて、並々とコップから溢れた酒をイメージさせます。

ですから、私のようなセンスのないのが、いきなりワイングラスと言われても、少しお洒落過ぎますね。
味は、さっぱりしています。
濃厚な味わいはありませんが、辛口でもありません。

鍋に合わせても、刺身に合わせても、悪くないです。
洋食には合わせていませんので、ワイングラスで美味しい呑み方をしていないのかもしれません。

好みから言えば、先日記事にした菊水 白の方が、味もふくよかで、甘みもあって美味かったです。
日本酒が、米と水から作られたのがよく分かりますね。
米麹の風合いも、三位一体の自然の恵みを頂いている気になります。

米麹と言えば、一種の酵母菌ですよね。
昨日今日の上昇キーワードと言えば、ノーベル生理学・医学賞を受賞の大隅博士の「オートファジー(Autophagy) 」でしょう。
日本語で、自食(じしょく)と言う意味らしいですね。

不思議な世界です。
顕微鏡でしか見えない世界なんでしょうね。
ある意味、仏の世界の「妙」の世界です。
妙とは、見えないモノの「妙義」の意味です。
日蓮の書物には、『妙とは蘇生の義なり。蘇生と申すはよみがへる義なり』と書かれているようです。

法と妙が、表裏一体となったものが狭義の「空」ならば、そこには、「有」と「無」が存在していると考えます。
「空」は、「無」を差す言葉ではありません。

私達から見えない世界もあるわけです。
でも、仏の世界では、見えない世界にも仏は存在しています。
妙も法も、仏の世界の中にあるわけですね。

世の中に不思議な事が多いです。
科学が解き明かせることもあれば、解き明かせない事もあると思うんです。
人の生き死には、基本、人が手を出せる世界ではないと考えています。
延命であったり、救える命なら、科学や医療の力で、手助けする事は可能です。

ただ、命そのものを、操作する事は、人のなすべき行為ではないと思います。
世の為になる研究が、コツコツと名声を求めようと欲から出たのでなかった、今回の大きな賞に繋がったように思います。

日本の基礎科学の力に、日本人であることを誇りに思いますね。
日本としては大変名誉なことに、ささやかながら祝杯をあげたい気分です。
今夜も、乾杯です。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、ミクロからマクロに繋がるファジーな話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。