''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

韓国冷麺と思い出の味

神戸の町は、おしゃれな異国雰囲気がします。
それ以上に中華街もあり、駅から数分で異国情緒も楽しめます。
それ以上に震災以前は、ケミカルの町でもありました。

大阪の食いだおれ、京都の着だおれ、神戸の履きだおれと言われています。
足のおしゃれは、神戸が最先端です。
年配の方も足元も装いもどこかおしゃれです。

震災前の長田は、このケミカルのシューズを支えてきました。
同時に韓国朝鮮の方も、こうした作業に従事されていたこともあり、意外と韓国食が多いです。

焼肉だけでなく、韓国の家庭料理であったりします。
スーパーや市場でもこうした食材見かけます。
前にも紹介した平壌冷麺もこの長田にあります。

今回は長田に足を運ばず、三ノ宮で韓国冷麺に出会えました。
とある冷麺です。(名前出しまでもう少しです)
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麺がゴムのようで噛み切れないです。咽に詰まりそうになります。
湯で豚も歯ごたえ十分です。

キムチは、店内では食べ放題です。
冷麺にもたっぷりと乗っています。
とりあえず細めの麺には咽に詰まりそうになりますね。

名店平壌冷麺とは、少し違います。スープがしっかり取れていないですね。
水っぽい味です。

名店平壌冷麺は、太目の麺に、噛み応えはあるものの、麺自体が美味いです。
その上、スープがしっかりとした牛のスープです。
それに酸味が程よくあります。

カルビの焼肉の味、もしくはチャーシューの味、麺のうまさ、スープの酸味、これらにキムチの酸味と辛味の、オーケストラです。

名店平壌冷麺も震災の前の味とは、すこし変わったようです。お店もきれいになって、前回行った時も、私の知っているのは、舌の思い出の味であったようです。

この店のもそこそこに美味しいですが、一度美味しさの極地到達してしまえば、どうも物足らなく感じます。

この辺は思い出の味を超えることは出来ないです。
記憶の中でドンドン崇高な洗練された味になっていってしまいますからね。
本当に思い出の味と現実の味、差があるのかも疑問です。

悲しい記憶です。
でも十分に楽しめました。

食べ物も美味しい、美味しくないそれだけの価値観ではありません。
味の記憶は、幸せの記憶でもあります。
こころが幸せでないと美味しく感じません。

心静かに今の「日常の幸せ」を噛み締めたいです。
ありがたいです。
感謝というスパイス軽く振って下さい。
日常の食事が、ご馳走に変わるかもしれませんよ。

最後まで、お付き合い下さいまして本当にありがとさんです。