''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

急に、そばめしが食べたくなって・・・ より。

雨が降っています。
こうなるとよく降る梅雨の日々です。
晴耕雨読と参りましょうかね。

先日、ブックオフで、合本俳句歳時記(角川書店編)を108円で購入しました。
仕様感のない新古本って感じです。
いい買い物が出来ましたよ。

この時期なら、「梅雨」は夏の季語です。
これは、ベタですからね。

似たような季語に、「梅雨晴」を発見です。
梅雨の合間、半日とか、1日、あるいは1~2時間の晴れ間があります。
これをそう呼ぶようです。

梅雨晴の夕茜してすぐ消えし  高浜虚子

なんとも情緒を感じますし、ビジュアルt感のある俳句です。

もちろん、高名な俳人ですから、虚子と言っても、女性ではありません。
男性ですから、虚子(きょし)と読んで下さいね。
この名前(号)を授けたのは、彼が兄事していた正岡子規のようです。
郷里が同じ松山です。

当時の本名の高浜清(きよし)から、虚子(きょし)にしたとありますね。(関西では、万歳、万歳、万歳って感じです)
正岡子規から後継者の指名を受けて拒否した「道灌山事件」と言うのは、有名なようです。
テレビドラマ「坂の上の雲」も登場されていましたね。

どうも、出世欲だけでなく、妹の律と夫婦になって、正岡家を継いで貰いたかったと言うのが、本音かもしれませんね。
子が居ない子規が死ねば、正岡家は断絶になりますからね。
ある意味、正岡子規も、高浜虚子も、もしかしたら妹の律も少し変わっていたのかしれません。
道灌山事件の後、絶交が続いたと聞きます。

今、雨が止んでいます。
これが「梅雨晴」ですよね。

少しムシムシしています。
遠くで、蝉の声が聞こえます。
夏なんですよ。

夏ですから、何か食べよいものを食べて、元気にしないといけません。
先日に作ったのが、そばめしです。

急に食べたくなりました。
焦がしたウースターソースの香りが、食欲をそそります。
それに、かつお節が揺らめく姿と、これまでかと言わんばかりに、青ネギを一緒に炒めています。
イメージ 1

少し絵面が寂しいので、残っていたイカリングフライをトッピングしました。
もちろん、食べる時は、私はイチラーですから、一味唐辛子もフリフリします。
それに、タバラ―ですから、タバスコもフリフリしています。

フリフリと言っても、リージョンやマクロジョンは、遠い昔話でしょう。(笑)
我が家にあっては、現役ですよ。

とってもスパイシーなそばめしが出来ました。
そばめしと言えば、発祥の地は、神戸長田の青森ですね。
私も行ったことがあります。

長田と言えば、食べ物では、「平壌冷麺」と「そばめし」が有名です。
阪神淡路大震災では、被害の大きかった町の一つです。

「大阪の食い倒れ、京都の着倒れ、神戸の履き倒れ」の言葉の通り、神戸は靴・シューズの町です。
靴・シューズの靴底を接着する接着剤などの燃えやすい化学薬品を取り扱う工場の多い町でした。
履き倒れ神戸を支えたケミカルの町でもありましたから、一度火が上がれば、消えにくい場所です。

それに、入り組んだ細い路地が続いて、もともと消火しにくかった場所でありました。
いろいろと思い入れが強い街でもあります。
冥福をお祈りします。
今は、駅前は復興が見えます。

私の大好きな「平壌冷麺」も、長田の郵便局の前にあった当時の味が懐かしいです。
あの時の冷麺の味は、日本一世界一の味だと思います。
あれ以上に美味い冷麺は食べたことがないです。

家で作るそばめしですから、大したことはありません。
一口食べて、こりゃ美味いと声が出ましたね。
自画自賛です。
青ネギとかつお節を効かせるのが、良かったみたいです。
家なら、十分の味わいです。

暑い夏を乗り越えないといけません。
元気に過ごせるように、祈るばかりです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、そばとごはんを無造作に炒めたようなまとまりのない話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。