''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

六月の赤と白と青

六月に入ってしまったのですね。
季節か移り行くものです。
一日の違いであるのに何か月が替わると気分も違う気もします。
朝の涼しさがすがすがしいと感じて目覚めました。
昨日は天気もよくすこし汗ばんだ気候でした。

やはり散歩に出かけるといろいろなものに目が移ります。
まずは花ですね。
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ツツジの花が咲いています。
赤、真っ赤です。
どけどけしい感じはありません。
心地よい赤色です。
この時期の赤い花はほっとします。
雨の中でもはっきりと見てとれます。
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小道を挟んで、紫陽花が咲いています。
日陰になった分、色が白っぽくなっています。
雨が降り、季節が先に行くと色合いも紫色に進みます。
のどかな風景です。

紫といえば、高貴な色です。
歴史の中では、身分の高い人しか着る事ができない色です。
その染料に膨大な時間と費用を要するという経済的な部分もあります。
この紫の色、移り行きます。

子供の頃の紫は、今の紫と違います。
もっと色のくすんだ暗い目の紫です。今のようにパッション的な紫ではありません。
紫も青っぽい紫と赤っぽい紫の二種類有ったように思えます。

世代によってもこの色の風合いが違います。
前に書いた青と緑の関係にも似ています。

紫陽花にも二種類あります。
赤い紫と青い紫です。

日本には青い紫の紫陽花です。
日本の土壌が弱酸性のためです。
外国では中性やアルカリ性のため、赤い紫色の紫陽花です。

昔、青い紫の紫陽花が珍しいと西洋に持って帰った人物がいます。
植え替えて花が咲くと赤い紫の紫陽花です。当然です。品種の違いではないからです。
もちろん、土のペーパーなど関係が分からないからです。

色がすこし変化する事から、「七変化」(ななへんげ)という名前や意味があるようです。
私たちの世代には、キョンキョンのイメージですかね。
勝手な歌のイメージです。

紫陽花は毒性があり、人などが摂食すると中毒を起こします。
ペーパー調理師でもこれは知っています。
料理屋さんがその葉がきれいと料理の盛り付けに使い、中毒かることがあります。

紫陽花は、毒があるとは忘れやすい花のイメージです。
葉っぱや盛り付けの青味の用意は、入っても間もない職人の仕事ですから、知識の欠如によるものです。

料理屋さんの庭にもみじが植えてあるのは、こうした料理の盛り付けのためでもあります。
色合いのきれいなときだけですけどね。

家庭でも、紫蘇の大葉じゃないので食べることはなかっても、その危険がある以上盛り付けとかにも使う事は気をつけて下さい。

身近な危険がそこにあります。
子供さんが、花や葉っぱを触ったりして、その手を口に持っていく事もあります。
毒がある事だけは覚えておいて下さい。
見るだけです。

色合いも日々変わります。
雨のペーパーにも影響があると思われます。
雨が降ると色合いも変わる。
そこがこの花の楽しみ方です。

雨降りもいやです。
雨も降らないと困るのも事実です。
折角なら雨も楽しんでしまえば、それまた楽しいです。

些細な事に喜びを見つけられる人生はラッキーです。
雨が天からの花々への褒美です。
人に対する褒美でもあります。
褒美なら辞退せずに「ありがとさん」と感謝して頂きます。

最後までお付き合い下さいましてありがとさんです。