''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

明石 龍の湯温泉で家族会

先日の水曜日、明石にて久しぶりの家族会となりました。
このブログでも幾度となく家族会の話も記載して来ました。

郷里播州と京都の間に、その場所を設ける事が通例です。
多かったのは、やはり丹波篠山です。
前回の開催地もこんだ薬師の湯という山の中の温泉でした。

今回は、趣向を変えて海の見える温泉です。
イメージ 1

明石 龍の湯です。
明石駅からは少し離れています。
自動車でのおいでがベストです。
西からなら、28号線を明石大橋に向けてやって来て下さい。

ここの最大の売りは、露天風呂から明石大橋が一望できます。
お湯は赤い鉄泉です。
真っ赤というのか、鉄の錆びた色というのか、ちょっと変わっています。

もちろん、普通の透明なさら湯もあります。
かすかな鉄の匂いでします。
硫黄の香りはしません。

露天風呂からの景色を見るだけでも一見の価値ありです。
明石大橋の端から端まで見えます。
橋の上を車で通っているのも見えます。
田舎の山育ちの私どもには、日頃とは違う風景です。

久しぶりにおやじさん(父親)の背中も流してやりました。
齢70を過ぎる老人の背中です。
あと何度こうして一緒に風呂に入れることか、食事をする事かを考えると、しんみりとするのも事実です。

風呂を上がれば、食事です。
館内に食事をする場所があります。
それもここのお薦めはテラスです。
明石大橋を一望できるテラスです。

イメージ 2

すこし暑くなって来ましたが、日陰もあり、気分はすでにリゾート気分です。
料金も手頃です。
私はカツライスのセット、おやじさんはイカ飯御膳、母は普通に焼き魚の定食という感じです。

明石に来ていますので、蛸の唐揚とジャコ天のサイドオーダーも一緒に頼みました。
カツライスというのは、明石より西の加古川というところでしか、存在しない料理です。
カツライスという牛カツが乗っています。
味付けはいろいろとあるようです。
イメージ 3

牛カツがライスの上に乗れば、カツライスと言われるようです。
もっときっちりとした定義があるのかもしれません。
この辺は勉強不足です。

私は、北陸福井のヨーロッパ軒のソースカツ丼が食べてみたいです。
いつか行って食べてみます。

私がオーダーしたものは、ライスの上にシチューのような物がかかっています。
その上に牛カツその上にキャベツの千切りがたっぷりです。
イメージ 4

蛸の唐揚も蛸の歯ざわりもシコシコしてなかなかうまいです。
映像があまりきれいに撮れていません。

母のはごく普通の鮭の焼き魚定食です。
小鉢もあって小食の母にはちょうど量です。

おやじさんのイカ飯御膳でしたっけ?
イカ飯がご飯の上に乗っています。
なんともトリッキーです。

テンコ盛りのお弁当のフルコース状態です。
イメージ 5

鱧(はも)の天ぷらが乗っています。
ハンターの目になります。

隣から箸を忍ばせ、一つパクリと頂きました。
なかなか新鮮です。大変美味しいです。
ただし衣が少し厚いぐらいは我慢できます。

鱧(はも)と言えば、京都の祇園祭りを思い出します。
鱧(はも)は瀬戸内で取れます。
明石も鱧がよく取れます。
四国でも瀬戸内では鱧が有名です。

鱧は、長い魚です。
生命力がとても強く、京都まで運んでも生きています。
ですから、京都の夏の魚は「鱧(はも)」と言う事になります。
赤い梅肉や酢味噌で頂く、「鱧のおとし」は夏を感じます。

天ぷらもなかなかうまいです。
淡白な白身です。普通は、ほのかに鱧の魚臭さも感じます。
しかし、さすが明石は違いますね。
こんなお弁当ですが、新鮮さが凝縮です。
これは、うまい鱧の天ぷらでした。

カツライスは、評するほどのものではなかったです。
ジャコ天の焼いたものは、なかなかうまかったです。
添えつけられたショウガが効いていて美味いです。
イメージ 6


テラスで2時間ほど食事や話やする機会がありした。
あまり深く考えないようにしています。
今ある幸せをなるべく感じるようにしています。
「ありがたいです」

生かされている喜びを真摯にとらえます。
両親の歳を考えると、いつこれが最後の食事になるかと思い知らされます。
一期一会の気分で、残り少ない時間を共に出来る事にありがたいと感謝の念が耐えません。
「ありがとさんです」

最後までつたないブログ記事にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。