''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

伏見散策、観月橋辺りから

少しの前の話です。
健康管理と言う名目もあり、天気がいい日はすこし歩くようにしています。
難しいスポーツでなく、歩く事が運動の基本であると考えているからです。
ただ歩くのはつまらないです。
何か楽しみを求めて歩みを進めます。

京都、伏見は、歴史的なものが多くあります。
しかし、有りすぎて光の当らないことも多いです。
何これと食いつくことも多いです。

そしていつも行き着く最終の場所があります。
お気に入りの癒しの空間です。
観月橋が見える場所です。

この場所は、疏水と宇治川の合流する場所でもあります。
水の流れが、心の波長の揺らぎを誘います。
流れる水をじっと眺めます。

マイナスイオンの発生のせいか、心は穏やかに過ごせます。
伏見は、伏し水、つまり「伏水」で「ふしみ」を由来としています。
水とは深い関係にあります。

観月橋には、観月橋駅という京阪電車の駅が伏見側にあります。
土手の上にぽっりと存在する駅です。
これは宇治へ向かう路線です。ですから、終点は宇治駅です。

安土桃山時代豊臣秀吉の命により、豊後の大友氏が伏見から向島の間に橋を架ける。
このため、現観月橋は、豊後(ぶんご)橋と呼ばれるようになる。
水害のため、江戸時代には10数回の架替えや修復の工事が行われたようです。

幕末、あの鳥羽・伏見の戦で、豊後橋が焼け落ちた歴史もあります。
一時渡し舟の時代もあったようですね。
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観月橋は、下の人が通っている橋です。
人の往来も楽しいものです。
はっきりと人の動きが見えます。

夜は来た事がないですが、月もきれいに見えることだと思います。
天に見える月も宇治川に映る月と見事な風景でしょうね。
想像力を働かせます。

ここの癒しのもう一つは、商店街で遅い昼ごはんを頂きます。
この日の昼ごはんは、海鮮丼(350円)です。
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彦麻呂風の「海の宝石箱や」と思わず言葉が出そうです。
用は食材の吹き寄せです。
鮮魚の切れ端の盛り合わせ丼です。
でも、宝石箱のように思えました。

値段の割りに豪華です。
ぶり、マグロ、トロ、鰻、サーモン、イカ、いくら、鯛、玉と確認出来るだけでも満足な一品です。
専用の海鮮丼のたれと山葵と紅しょうがが付いています。

かき込むように口中に投じます。
見た目だけでなく、口の中でも鮮魚の「味の宝石箱」です。
大漁です。

この日はオフでしたので、しゅわしゅわも付いて来ます。
しゅわしゅわ2本と共に完食です。

ここに来れば、携帯のプレーヤーの音楽に、読みたい雑誌や本がお供します。
ほんの2時間ほどの一人での癒しの空間です。

気持ちの修正です。
リセットして、何も考えずに過ごします。
素の自分に戻れる時間はリラックスできます。

人が多いと疲れます。
人と接することなく、川面の流れをじっと眺めます。

これが私の必要な時間です。
こんなリラックスする場所はいくつも持っています。
その時々で、候補地を選択します。

でも、共通するのは、やはり「水」です。
水の流れがあるところが癒されます。

こうした時間が持てた事がありがたいです。
ささやかながら、生かされている事を感じています。

最後まで、こころ穏やかに時間を過ごせてもらったら、これほどの喜びはありません。
ありがとさんです。