''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

夏の風景を食らう。 「花色しおん」

先日仕事場に埼玉の業者さんが、夏のご挨拶に来られました。
手土産に頂いたのが、中央軒煎餅の「花色しおん」です。
夏に咲いた朝顔と夜空に咲いた大輪の花火です。
何ともパッケージが涼しそうです。
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「季寄せあられ」です。
ピンクの朝顔が「薄紅」、夜空の花火が「藤紫」です。
ちゃんとネーミングが付いています。
夏を意識したコンセプトがしっかりしています。

薄紅には、海老煎餅、切り昆布おかき、抹茶おこし、アーモンドあられ、米粒のりふり、柚子あられ、梅ざらめと盛り沢山です。

藤紫には、のり巻、大豆あられ、ざらあられ、お干菓子、胡麻もみじ、青のり木の葉、米粒醤油とこちらもたっぷりです。
文庫本を一回り小さくしたような大きさに14種類の味わいです。

小さいものが幾つも入っているのは、楽しいです。
日本人好みなんでしょうね。
どの味もそれぞれ風味が豊かであっという間に完食です。

日本に生まれて、四季を感じて、それも目で、肌で、舌で感じれます。
暑い夏が涼しげに感じます。

冷たい麦茶で、温かい緑茶で、はたまたビールのお供にと何でもあります。
協調できる。そこにも日本の和を感じます。
煎餅、あられが大嫌いという方も少ないと思います。

この花しおん、ほどよく硬く、口の中で心地よいリズムと鼻から抜ける香りがいいです。
子供からお年寄りまで万人に愛されるように作られています。

暑い夏が来ていますが、暑い寒いも感覚のものです。
昨日に比べて暑い、昨日に比べて涼しいと感じる一種の錯覚です。
急に夏が来たり、冬が来たりはしません。
少し少し季節が進みます。

目で涼しいと感じるこれも錯覚です。
水を見て涼しいと感じるこれも一種の錯覚です。
人は錯覚の中に生きています。
錯覚しているのでなく、錯覚させられています。

でも、ただ、だまされているわけではありません。
だまされている事にも、「徳」はあります。
上手に体をだまして、暑い夏を涼しく過ごすのも楽しいです。
目をだまし、肌をだまして、時に心の気持ちまでだまされて過ごすことも人には必要です。

楽しいことばかりではありません。
嫌なことも多いです。
悲しいことも多いです。

花を見て、月を見て、心をだまして、「無」にする。
リセットするわけです。

何事も気にしない。気にするのは、季節の「季」です。
花を見て四季を感じ、食から季節を感じる。

昼間の仕事がきついなら、帰ってからのビールはより旨いはずです。
今年も暑い夏も、上手に自分をだまして、健康に過ごす。
自分を上手にだますことも、だまされることも、必要な人間に生きる知恵です。

それでもありがたいと感謝の気持ちは必要です。

最後まで暑い中お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。