''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

黒門の橙ぽん酢より。

イメージ 1

瀬戸内海のだいだい果汁たっぷり、黒門市場の「鰹節屋」の黒門橙ぽん酢です。
とりあえず、私のぽん酢の個人消費量では、なかなか良いところに行きますね。
すっぱい物好きです。

特に鍋は、ぽん酢派です。
ぽん酢は、ポンスというオランダ語(pons)が語源とも聞きます。
もちろん、意味も柑橘類の絞り汁ということのようです。
ポン酢と書く方が近いかも知れませんね。

かといって、そのまま、ポンスがぽん酢になったというような簡単なものではありません。
ポンスは、フルーツポンチの「ポンチ」や赤玉パンチなどのワインなどにいろいろなフルーツを入れた「パンチ」と語源を同じくするようです。
なるほどと納得します。

その果汁と醤油をあわせるとは、なかなか思いつきません。
そして、それを鍋に使って魚介類や肉類、はたまた豆腐に野菜と思いつかないですね。
今では普通のことながら、当時としては画期的なことだと感じます。

いまではサラダの和風ドレッシングになったりしますからね。
焼き魚や刺身に付けてもなかなか行けます。
それでも、やはり鍋には欠かせません。

かんずり祭り」もまだ開催中ですが、やはり、ぽん酢は必要です。
最近、百均でもぽん酢を見かけます。

一昔前の安いぽん酢は、まずいが常でした。
しかし、最近は小瓶ながら、味のしっかりとしたぽん酢に出会えます。
常日頃から、高価な八尾の「旭ポンズ」ばかりは使えません。
普段使いのぽん酢も研究です。

百均なら、数回使用して、使い切れますからね。
どんだけ、ぽん酢飲んでるのって聞かれます。
〆の雑炊にも、ぽん酢で味付けます。

その前のうどんにしても、ぽん酢で味わいますからね。
万能調味料です。

昨日あたりから、少し暖かくなってきましたが、鍋なら行けます。
豆腐とホウレン草と豚肉とシンプルに「常夜鍋(じょうやなべ)」は飽きの来ない鍋です。

深夜の帰宅にも対応できます。
冷凍庫には、肉団子をストックしています。
冷凍うどんもあります。

野菜は、白菜でも、ねぎでも、ニラでもいいですからね。
お揚げがあれば、これまた入れます。

味に深みとコクが出ます。
手を抜いても、出し昆布は欠かさず、4センチ角のものを入れます。
出汁が命です。

手抜きはしても、ポイントは抑えます。
学生時代も、山の張り方に、そのポイントは外した事がないです。
相場師にでもなれば良かったのかも知れません。
株や為替でなく、味の相場師です。

安いぽん酢も、その味の相場を張ります。
産地、使用してる材料と、味の予想は付きます。
出汁の取り方もさまざまです。
柑橘類も、すだちか、ゆずか、だいだいかで味の輪郭が分かります。

醤油の加減も大切です。
鍋の材料との相性も大切です。
魚介類か、豚肉か鶏肉か、はたまた、牛肉かでぽん酢の相性も変わります。

脂の濃いものには、インパクトのあるものをチョイスです。
魚介には、香り豊かなあっさり系がいいですね。

素材の持ち味を殺しません。
あくまでも、ぽん酢は脇役です。
主役を食ってはいけません。
それでいて、脇が甘いと、主役もぼけます。

たかがぽん酢、それどぽん酢です。
人にも言えます。

主役の方は、やはり花のある人生です。
脇役の方は、それなりに楽しめる人生です。
裏方は裏方で、それに誇りを感じます。

人それぞれ、社会という名の舞台の役周りは違っていても、あなたは「主人公」です。
禅の言葉、禅語に「主人公」というのがあります。
このブログでも何度も紹介しています。
主役が主人公ではありません。

脇役は脇役として、裏方は裏方として、あなたが、あなたの人生の「主人公」です。
あなたがいないと、主役にライトが当たりません。
あなたが居て、初めて主役としての演技が出来ます。

時に、あれもこれもと頑張り過ぎです。
明日も「主人公」のとして、天からの撮影は続きます。
明日に備えて、休息も必要です。

24時間、四六時中、あなたは「主人公」です。
時間に引き回されてはいけません。
24時間に使われているのも人生なら、24時間を使ってやるのも人生です。

そんな分かれ目が、人生の分岐点です。
自分のペースで生きることも必要です。

目標だけは、持って下さい。
どこに行くか、何をすべきなのか、それは天命に従います。
天命を聞くということなのかも知れませんね。

ありがたいと感謝の気持ちは、持ち歩いて下さい。
賢者の杖の如く、何かに変えることが出来るかもしれません。

今日も平穏無事に過ごせることを祈ります。

最後まで、ポンな話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。