''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

黄桜の「ふくのひれ酒」下関・春帆楼 より。

先日、仕事の遅い帰り、こんなに寒いとやはり熱燗が恋しくなります。
最近は、意志の弱さか、週一の休肝日を設けながら、呑んでしまうことも多いです。
情けないことです。

仕事場も大変なことになっています。
呑まずにいられないというのも、人情です。
この季節は、刃傷の方がこの月の季節です。

いきなり、ここからは今月のテーマには入りません。
やはり、寒いときは鍋ですね。
それもアンコウや河豚と来れば、言う事なしの贅沢です。
24時間のスーパーで買い物です。

ここでの贅沢は、ふぐの一夜干です。
焼き河豚にして頂くのが最高です。

トラではありませんよ。
白サバふぐですので、もともと毒はありません。
トラフグのような旨味はありませんが、400円もしないお手頃な価格がお気に入りです。

フライパンで焼いてもいいし、グリルで焼いてもいいですね。
フライパンの方がより簡単に調理できます。

後は、ポン酢と一味唐辛子をフリフリして頂きます。
お手頃な味わいです。
でも、味わいは一応ふぐ様です。
いとおしいです。
イメージ 1

これには、プチ贅沢の「ふくのひれ酒」です。
パッケージには、下関・春帆楼の文字です。
伊藤博文公によって、ふぐが解禁された曰くのある老舗です。
毎年記事にしています。
春畝というのが、伊藤公の号です。

感謝して頂きます。
何ともお燗にしたひれ酒の旨味がありますね。
大阪の今里の「樽」で頂いたほんまもんの「ひれ酒」には到底及びません。
雰囲気だけでも充分です。

呑んだら、またお酒だけ入れてレンジで、燗酒にすると何度か楽しめます。
ふぐは幸福のふくに通じるとあって、ゲンのいい魚とも聞きます。
ありがたいです。

ふくと言えば、やはりホラですね。
この時期、赤穂事件にこじつけます。

ホラと言うと法螺貝ですね。
討ち入りにも、法螺貝はご持参です。
一番槍の間十次郎の持ち物に、法螺貝ありましたよ。

それらホラと言えば、口から出るものですね。
最年長の77歳、堀部弥兵衛金丸(ほりべやひょうえあきざね)は、討ち入り現場でも大声でホラを吹きます。

「何々隊30名右へ」
「何々隊50名は奥に」
って、ご一行様すべて合わせても47人様ですよ。
ご無体な・・・・。

巷では、赤穂の討ち入りは150名で討ち入るとのうわさです。
こちらも、ホラを吹かれていましたね。
そのうわさ元は、やはり大石殿でござったか?
知恵者ですね。

当の本人が一番のホラ吹きです。
昼行灯と言われるような、おっとりしたイメージです。
上席家老と言う役職からも、でっぷりと少し小太りのイメージです。

実は剣術は、東軍流の免許皆伝の腕前です。
えーって、思いますね。

奥村無我から免許を得ています。
元禄5年6月20日の日付です。
当時、34歳の男盛りですね。

大石の刀にも刃こぼれがあったと言います。
御大将が、刀を振るうことはないでしょうから、吉良の首を落とした時のものかもしれませんね。
騙されるところでしたね。

ホラと言えば、仏教では方便です。
何かの目的の為に、一時の方便で分りやすく説く訳ですね。
知らずにそれだけを聞くと、全く違ったことになります。

この世も、仮の空です。
そういう意味では、見えているものすべてが方便なのかもしれません。
100年後には、私はこの世に居ません。
それは、間違いのない事実です。

心の修行が、この現世の修行です。
いい縁を繋いで、悪い縁を切る。
三世のご縁も、ありがたい仏縁を頂けていることは、至福です。
今あることに感謝です。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈ります。

最後まで、ホラ福話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。