''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

南部盛岡発 南部流伝統仕込 「あさ開 上撰辛口」より。

肌寒い京都伏見です。
朝から雨降る音に起きました。
小雨の雨音ですが、長屋暮らしの居間にはよく聞こえます。

東北も寒かろうでしょうね。
暖や温かい食事もなしに、耐えておられる東北の方を思えば、こちらは極楽です。
食や暖の不安を少しでも解消できるように、祈るばかりです。

食と言えば、原発問題で、野菜などの農作物に風評の被害が出ています。
もう少し、政府としての対応がまずかったですね。
ほうれん草やかき菜など、名前を上げれば、誰も買わなくなりますからね。
後になって、躍起になって、それを打ち消しても意味がないです。

出荷制限はやむを得ないこともあります。
しかし、市場に出ている野菜は安全であると、もっと言うべきでしょうね。
風評によって、値崩れた野菜は、政府で買い上げ、役所の食堂で使えばどうでしょうね。

まずは、国会の食堂で使うべきです。
安全なんしょうからね。

東北の地震で、なかなか支援物質を送ることも出来ないのが事実です。
義援金も一時のことです。
私としては、東北の商品を買えるなら買って、東北経済の支援の一環になることをしようと思います。 
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そんな訳で、東北と言えば、米どころです。
それなら、やはり酒がうまいです。
岩手盛岡の「あさ開 上撰辛口」です。
南部流伝統仕込というのにひかれます。

まずは、冷にて一献です。
どっしりとして、コシがありますね。
コクしっかりあります。

東北の少し硬い水を感じます。
山から染み出た輪郭のある水、それがお酒の輪郭を作っていますね。
南部流、いいですね。
伏見の女酒とは、違いますね。
東北人気質を感じる逸品です。

これに合うのは、やはり魚でしょうね。
焼魚しかり、刺身しかりですね。
あぶったスルメもいいですよね。
奴も湯豆腐も、酒の持ち味を崩しません。

幾つかの有名な蔵元が、今回の東関東大震災で、潰れたようですね。
今の内に、手の入る内に、美味しいお酒を買いたいですね。
東北の産物が、手に入るなら、美味しそうなら、それを求めます。

ささやかな私の出来る支援です。
小さい事ながら、日々の暮らしで出来るのは、そんなことぐらいです。
それでも、続けることに意味もあるでしょうね。

日々の暮らしを、一日でも早く取り戻させてあげることが、一番の急務であると感じます。
集団疎開も必要です。
体育館の暮らしでは、疲れきってしまいます。
今、空いている旅館やホテルが政府によって、借り上げられて、被災者の宿泊場所に徐々になっているようです。

生活の基盤こそ、今一番に必要とされる支援だと思います。
悲しみや苦しさもあるでしょうが、生き残った者がすべきこともあるはずです。
どうか、一日でも早い復旧を祈るばかりです。

今日も心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らせることを、旨としています。
被災者を含めた東北の方々にも、一日も早い安穏の生活出来るように祈るばかりです。

それでも、私はありがたい仏縁に繋がってることに感謝します。
ありがとさんと手を合わせます。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、伏見流のさらさらした呑口の話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。