''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

仕事しながらの花見より。

朝から雨降る京都伏見の地です。
天気予報の通り、小雨がパラパラしています。
この雨で、桜の行方が気になります。

まだまだ大丈夫です。
土曜か日曜にでも、お花見をしに行こうかと、計画している最中です。
やはり、花見と言えば、料理とお酒です。

ヒールや発泡酒もいいですか、ワインやスパークリングワインもいいですよね。
食べ物も大事です。
和食なのか、サンドイッチなのか、はたまたオードブル的な盛り合わせなのかによって、そのお酒も変わります。

パケットサンドもいいですよね。
トマト、ハム、きゅうりやレタスたっぷり、少しマスタードの利いたサンドもいいですね。
このサンドなら、日本酒以外なら、何でも合います。

ウィンナーあり、鳥の唐揚げあり、何でも楽しいお弁当になります。
シートを敷いて、その桜の下で、食する弁当とお酒は、至福の時間です。
この春だけの、この時期だけの楽しみです。

梅の時期は、やはり寒いです。
花見が、梅から桜に代わって行ったのにも、こうした人の営みが影響したのだと感じます。
江戸時代にも、庶民の花見から、少しお金持ちの花見といろいろ楽しめますね。

落語なら、「長屋の花見」ですね。
お酒もないから、番茶です。
卵焼きもないから、沢庵です。
かまぼこもないから、大根のこうこです。
かまぼこの形していますからね。

無いは無いで、楽しめるそんな精神が楽しめます。
落ちは、番茶の酒に、「酒柱」が立っているでしたね。

もう少しお金持ちなら、船でお花見です。
金持ちと言っても、なんちゃっての大店の番頭が遊ぶ話、落語の「百年目」という話もありますよね。

そんな派手な遊びお店の主人に見かったら大変です。
使い込みがないかと、帳簿の監査も入ります。
主人と番頭、同じ家にいながら、えらい所を見られた時に、出た挨拶が「どうもお久しぶりで・・・、お変わりございませんで・・・・」とは、これ如何にですね。

「百年目」の落ちは、「見つけられたが、百年目!」のように、悪事が露見したら「もう終わり。観念した」という意味ですよね。

悪事は必ず露見します。
人に見られていなくても、天に見られています。
もちろん、仏様はご存知です。

先日来の東北大震災で、火事場泥棒の話を聞いて、少しショックを受けました。
自衛隊の捜索活動で、折角発見したご遺体から、何者かが金品を剥ぎ取る追いはぎがいるというのです。
週刊誌にも載っていたようです。
まさしく地獄絵ですね。

不幸の中で、至福を肥やすことは、最たる悪事です。
そんな金銭で、絶対に幸せにはなれません。
残念なので、話も元に戻します。
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額に汗して働いて、それで得た食事や酒は、心落ち着いて頂けます。
桜の下で頂ける喜びも感謝もあります。

仕事場の前の桜が綺麗です。
満開に近い桜です。
それを遠くから眺めます。

仕事しながら、弁当もお酒もないながら、花を逢って花を心行きまで、堪能しています。
ありがたいことです。
日常の中でも、それなりに花見も出来ます。
長屋の花見じゃないけれど、どんな時でも楽しめます。

春の来ない冬はないと言います。
頑張れ!! 東北です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすを、旨としています。
ありがたい仏縁に感謝しています。
ありがたいと手を合わせると心も落ち着きます。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、酒もお茶もない花見の話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。