サントリー-196℃ 限定出荷 秋梨 チューハイを呑む より。

秋の気配を強く感じます。
このまま、残暑もなく静かに秋の深まりを迎えられそうに思えます。
とは言え、残暑があると、体が付いて行きません。
無理を利く歳ではありません。

やはり、ゆっくり過ごしたいです。
そう晩酌タイムに、熱燗が似合う秋の夜長を楽しみたいです。

先日の差し入れを頂いた中に、季節限定のチューハイがありました。
何度かこのブログにも登場していますサントリー-196℃シリーズです。

秋に因んで、秋梨　チューハイを頂きました。
やはり、限定出荷と言うキーワードに、目が行きます。
このフレーズに弱いんです。
サントリーの策略に、ハマっています。

お味は、幸水に近い梨の味です。
二十世紀の味ではありません。
すっきりとして、香りのいい梨の味がします。
これゃ、美味しいと、飲めないはずの相方の感想です。

一仕事の後に頂きました。
ウイスキーの大きなロックグラスに入れると、ちょうどいい感じです。
色も透明で、味も癖がないので、万人向きですね。
ただ、少し甘味もあるので、甘いお酒が苦手な人は、無理かもしれないです。
特に女性には、受ける味だと思います。

京都府に、八幡市と言う所があります。
大阪よりです。
京阪電車にも、八幡市と言う駅があります。
この八幡は、梨の産地です。
梨狩りとかの看板も、出ています。

あのエジソンの電球のフィラメントが、ここ八幡の竹で作られていました。
その方面でも有名です。
何やら記念碑があったような気がします。
エジソンと言えば、生涯におよそ1,300もの発明を行った発明家であり、起業家でもあります。

♪　エジソンは偉い人　そんなの常識　タラッタ　タラリラ～
あのB.B.クィーンズのヒット曲『おどるポンポコリン』（さくらももこ　作詞　織田哲朗　作曲）の歌詞の中にもあるくらいですから、子供さんにも知られた偉人です。
子供の頃、偉人を扱ったアニメとかありましたよね。
あれで、いろんな偉人の名を覚えました。

でも、エジソンは子供の頃の逸話として、算数の授業中には「1+1=2」と教えられても鵜呑みにすることができなかったと聞きます。(ウィキペディア参照)
そんな話は、アルベルト・アインシュタインにもあります。
子供の頃、言葉の理解が悪く話すにも、時間がかかったと聞きます。

天才というのは、少し変わっているのかもしれません。
共に、今風で言えば、登校拒否的な問題児だったと言えます。（ただ、違うのは学校の方から辞退をすすめられています）
この二人の偉人は、独学の要素が、共に強いです。

エジソンと言えば、蓄音機も発明されています。
最初に録音したエジソンが歌った『メリーさんのひつじ』が、今でもウィキペディアで聞けるようです。
とは言え、電話機と蓄音機など、今でもそのスタイルは、スマートフォンや携帯電話になって、使われていますから、やはり、偉人です。

しかし、奇人としての部分もあります。
エジソンは、来世を信じ、後半生は死者と交信する電信装置 (Spirit Phone) を研究していたと聞きます。
スマートフォンでなく、スピリッツフォンですね。
死者との通話が出来る電話という事ですね。

本当に出来ると思って、研究されていたと聞きますから、凄いです。
ここまで来ると、天才も紙一重という事になります。

私も仏教徒とですから、過去世も来世もあると思っています。
と言うより、ちゃんと、ありますよ。
人は、輪廻の輪の中に居ます。

テレビで、よく霊媒師と証する人が、信長や過去の有名人の霊を呼び起こすシーンがあります。
あれは、無いと思いますよ。
だって、信長公も輪廻の話の中にいますから、何度も輪廻して新しい現世を生きていると思います。
ただ、多くの人を殺めていますから、人として輪廻しているのか、私は分かりません。

輪廻の輪の中にいると言うのは、まさしく「縁起」です。
過去世の縁を現世に、引きずっています。
空（くう）は、縁起とも言えます。
現世は、仮の世界です。
私の造語で言うなら、仮の空です。

空の中に、過去世、現世、来世と輪廻を繰り返します。
その合間に、胎蔵の黄泉の世界もあります。
この世とあの世は、紙一重です。
水面の上と下みたいなものだと思いますね。

エジソンの幼少期の通称は、「アル」と聞きます。
空（くう）の中に、有（アル）と無(ナシ)があります。
仏法世界の見える世界の「法」と、見えない世界の「妙」の世界が、空の中に存在するのと同じです。
空と言えば、無の状態ではないです。

一杯のグラスの水を飲み干せば、グラスの中は、水は無しです。
グラスの水がある時が、有りの状態です。
例えるなら、グラスその物が、まさに空（くう）その物だと思います。

現世が、仮の世界とは言え、お腹も減りますし、お酒を呑めば、酔います。
精一杯生きないと、天命を聞き、天寿を全う出来ません。
この現世で、「悪いことをせずに、いい行いすること」が、この空と言う縁起をよりいい物に導いて頂ける方法だと感じます。

悪い因縁を断ち切り、良縁を結ぶ、これが生きる修行だと考えます。
その為には、心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすのが、一番の願いです。
今日もそれを願いばかりです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁だと、感謝して暮らさせて貰っています。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事でありますよう。

最後まで、すでに用無し（洋梨）の話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます