7月の蝉と言っても、あのラッパーの歌の方でもありません。
とは言っても、同じようなドラマや映画で話題になった『八日目の蟬』とも違います。
似ているので、八月の蝉って勘違いしそうです。
私の方は、本当に我が家の庭から抜け出した蝉の抜け殻の方です。
今年は、すでに何匹かの蝉の幼虫を発見しています。
玄関からも門扉までの3メートルほどの通路の横に金木犀の木が数本植わっています。
その地下からの蝉が登ってくるみたいです。
逞しい生命力です。
蝉は、命の象徴だと考えられていた時代もあって、玉の蝉が墳墓の副葬品で見つかるとも聞いたことがあります。
我が家の玄関に止まっていたセミの抜け殻です。
玄関の靴箱に置いてみました。
なかなかどうして立派です。
蝉と聞くと、私は『八日目の蟬』を思い出しますね。
映画のDVDも持っています。
永作さんの演技も好きですが、やはり、檀 れいさんですね。
人間の心の葛藤や機微、血は繋がらないでも、子供の時に親子で過ごした時間は、何より大事です。
我が家の娘との過ごした時間は、私の宝物です。
49歳で晩婚夫婦でスタートして、50歳にして人並みに人の親になれて、そこからいろいろあったけど、一番近くで娘の成長を見せて貰っています。
蝉が7年近く地中で一匹で過ごして、蝉の成虫になって、7日ほどで次の世代に命を繋げて、儚く散っていくのです。
今の私に照らしてみれば、49歳まで独身で暮らして来て、50歳で子供が出来て親として、子供を育てていくのは、ある意味蝉に似ていますね。(ニイニイゼミでなく、チーチーゼミかもしれませんね)
女の子は、口が達者です。
突然大人びた言葉を発します。
むかついたり、怒ったり、いろいろな事が起きます。
でも、寝ている時に、私の腕を掴んで、横で寝ています。
安心して寝ていると、真夜中に、腹部へのゆうゆうキックが入ります。
それもまた幸せです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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