先日、スーパーに9歳児ゆうゆうと買い物に出かけました。
諸物価高騰も凄いですね。
いの一番に、野菜です。
特にキャベツは、高過ぎます。
小さめのキャベツのハーフで、275円位(税別)です。
キャベツ1玉なら、その倍の500円越えです。
高いからと言って、野菜を食べないわけにもいきません。
特に我が家の定番のおかずサラダは、必要不可避です。
小鉢のサラダが、メインになる掛かるおかずになるとは、これも困ります。
野菜モノ使っています。
特に、値段の高騰に関係ない定額のスーパーのカット野菜です。
刻んだサラダ用のキャベツを使えば、何とかなります。
キャベツと言えば、おかずの添え物です。
我が家は、キャベツと言えば、コールガローニの添え物の他に、コールスロー風サラダにしています。
風を付けているのは、細かく刻まないからです。
キャベツの歯ごたえも、ご馳走の内です。
今回は、カット野菜でコールスローのサラダを作りました。
中身は、キャベツミックスカットと、ハムとカニカマです。
これを、ボールにマヨネーズとリンゴ酢とレモン汁を入れて、よく混ぜ合わせてから、ここに水洗いしないとカット野菜を入れます。
カットしたハムも、手でほぐしたカニカマも入れて、和えます。
冷蔵庫で少し寝かせると、コールスローのおかずサラダになります。
マヨネーズを入れ過ぎないのが、いいです。
キャベツの味がします。
カットトマトも彩に添えました。
生野菜は、食べたい派です。
どうも、ファミリーレストランのサラダバーには、抵抗感があります。
ですから、家でサラダを作って食べます。
料理は、基本銘々の皿や小鉢や小皿に盛ります。
昔の料理屋さんの料理のスタイルと、鉢盛なんですね。
高知の皿鉢料理のイメージして下さい。
それが、明治の後半から、大正から昭和の頃に、銘々の器に盛り付ける料理屋さんのスタイルに変わったんです。
酒宴の返杯と言うスタイルも亡くなったわけです。
西洋の影響もありまますし、病気の影響もあるでしょう。
衛生の意識も相まって、銘々皿に盛り分けて、旅館の部屋食的に運び込みになったようにも感じます。
かの美食家の魯山人の大皿や大鉢の盛り込み料理をよく出していたと聞きます。
魯山人の器で、料理の取り分けるスタイルが残っていたように思いますね。
椿鉢で、お酒を入れて、柄杓でそれらを自分の酒器に入れて呑むんですね。
紅白の椿鉢も有名です。
大皿も多く作られたのも、そんな盛の為でしょう。
料理を盛る為に、器を作ったのは、魯山人辺りからでしょうね。
陶芸家と料理人の二つの顔が、見え隠れします。
大皿から、取り分けのてしざら(手塩皿)とかに自分の分をとって、食べるわけですね。
播州では、「てしざら」や「おてし」と子供の頃呼んでいたと思います。
標準的には、おてしょと呼ぶことが多いと聞きます。
塩や醤油の調味料から、料理の取り分けるお皿とか、いろいろな意味を含むようです。
どうも私は、それが苦手なんかもしれません。
子供でも、取り箸使って、取り皿に取り分けます。
最初から銘々の分を盛る方が、作り手としては楽ですね。
小鉢や小皿を並べて、料理を盛り込んでいくスタイルです。
旅館とかでは料理の運びには、番重(ばんじゅう)と呼ばれる白い箱で入れて、リフトに入れて運びますね。
一緒に働いていたおばさんが、番重が言いにくいなら、伴淳と覚えたらいいと教えてくれました。
若い方ならご存じないですが、伴淳とは、俳優の伴 淳三郎さんですよね。
戦後に「アジャパー」で一躍有名になった喜劇俳優さんです。
子供の頃、ドラマでも出て居られた記憶が、はつきりとあります。
個性的な俳優さんです。
昭和56年逝去されていますので、随分前の人になりますね。
テレビなら、『ムー一族』とかに出て居られていましたからね。
足袋の職人さんの役だっと記憶しています。
挿入歌の郷ひろみさん・樹木希林さんのデュエット曲の『林檎殺人事件』(作詞:阿久悠/作曲・編曲:穂口雄右)とかヒットしましたからね。
確か伴さんは、本作品に出演中の1978年11月に紫綬褒章受章されたのも記憶しています。
名優・樹木希林さんも、2008年に受賞されていますからね。
まだ、「ドラマのTBS」と言う言葉があった時代です。
それが、知らず知らずにバブル頃から、「月9」と言うフジテレビのトレンディードラマが台頭して来たら、ドラマのフジになったような気もします。
そんな昭和のテレビ風景と言うか、日常の風景もドラマの中にあったと思います。
卓袱台で家族揃って、ごはんを食べるんですね。
今では、成立しないお茶の間のドラマです。
リビングでなく、お茶の間と呼ばれていた時代ですよ。
我が家も、居間を畳の和室からフローリングに去年の夏にして、琉球風畳に敷いて、冬場はコタツに入って、43インチのチューナレステレビで、ネット動画を観ています。
この時期のコタツは居心地がいいですね。
フローリングでも寒くないです。
9歳児のゆうゆうが、学校から帰ったら、コタツで宿題して、ゲームして、ネット動画を観て、夕刻実家の母とビデオ通話して、コタツで家族団欒の食事をします。
時代は、令和なのに、昭和風の暮らしを続けています。
それこそ、スロー過ぎる話になりました。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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