''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

菊の花が咲いています。秋ですね。

昨日の雨とは違い、朝から秋晴れの京都伏見の地です。
心地よい天の晴れ間です。

いつものようにコーナンの花畑です。
菊の花が咲いています。
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クッションマムという名前の花のようです。
普通の菊と言った方が菊らしいですね。

関西に住していますと、必ずと言っていいこの時期、枚方パークの菊人形ですね。
残念な一度もひらパーには行った事がないです。
子供の頃は、テレビのCMで見たくらいで、大阪にあるのかと言うくらいです。

しかし、枚方パークには行ったことがないですが、宝塚ファミリーパークや、同じような遊園地に連れて行ってもらいました。
その頃、やはり何処でも菊人形という催し物がありましたね。
人形の衣装が菊で飾られている日本独特の形式美でしょうね。

菊というと、どうも難しいマニアの世界という感じが大人になってからします。
丹精込めてという枕詞が付くほど、難しい園芸です。
それを大量に菊人形にしようとするのですから、技術が必要になります。
職人の後継者問題もあります。

そんな訳で、百年を待たずに、枚方パークの第菊人形展は、一度幕を閉じました。
最近、今年が百年ということで、今年は菊人形展があるやのニュースらしいです。
長い歴史の中で、記念すべく伝統であると感じると感慨深いですね。

枚方パークこと、「ひらパー」では大河ドラマのテーマが多いですね。
今年なら、「龍馬伝」でしょうかね。
詳しいは見ていませんが、枚方という地名と伏見という地名には、ご縁がありますね。
大阪から京都への水路の途中に、枚方という土地があります。
龍馬も、枚方を通ったことです。
そんな地に、菊人形とは何とも因縁を感じると思います。

伏見も今や龍馬人気で、寺田屋の前は、例年以上の賑わいです。
先日、寺田屋の前を通ると、スクーターで通れないほどの人でした。
いやいや、大河の影響は大きいです。
龍馬通り商店街というのもあります。
何でも、龍馬というロゴが見られますね。
よく売れているようです。

そんな今や英雄も、当時庶民には、ほとんど知られていない人物でしたね。
長い間、封印されていた人物でもあります。
私が生まれる百年ほど前のことながら、時々寺田屋の前を通ります。

百年という時間の中で、人の評価もコロコロと変わることがあります。
勝てば官軍、負ければ賊軍です。
歴史は都合の良いように語られます。
真実は、全く違うことも多いですからね。

それだけ、人の評価は、相対的なものです。
花の美しさも、人が美しいと言えば、美しいと言われます。
値段が高いと、綺麗と言われることが多いです。
この写真の菊は、698円と微妙な値段です。

野に咲く雑草も、垣根に咲くナズナも、よく見れば綺麗な花です。
目線を下げて分るささやかな美しさです。
それを見つけられたことに、「良かった」を探すことが出来ました。
鉢植えの菊も、菊人形展の大輪の菊も、美しさに変わりはありません。

この世は、こうした物の捕らえ方で大きく価値観が変わります。
心穏やかに過ごせることに感謝です。
心の三毒を廃し、安穏に暮らしたいです。
御仏のご縁を頂けたことによると感謝の念が耐えません。
ありがとさんです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、話をよく聞いて下さって、心よりお礼申し上げます。