''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ノルウェー産の塩鯖食らうより。

秋の装いが感じられます。
昨日といい、今日といい、朝は少し暖かいですね。
一昨日の朝の寒さが、嘘のようです。
しかし、段々と布団から出るのが、億劫になる時期になります。

目が覚めた 布団恋しや 冬の朝
by かんとうしょうえ

この時期がまた来るかと思うと、このまま秋で居てくれと感じますね。
寒いのも暑いのも苦手です。
この時期が一番いいかもですね。
過ごしやすいです。

晩酌タイムも、冷であったり、燗であったりしています。
どちらも楽しめます。
このまま寒くなり冬となれば、それまたコタツで燗酒も乙です。

この時期、秋鮭に、秋刀魚が食卓に上がります。
しかし、今年は原発事故の加減で、魚の消費も今一つですね。
土壌汚染に、海水汚染、原発から出た高濃度放射能を含む冷却水が、海に流れ出ています。
それらを含んだ海水が、希釈されたとはいえ、海の中、スポットと呼ばれる高濃度の場所があるやもしれません。

日本政府の対応は、後手後手でしたからね。
正確な情報を流さずにいた。
万死に値すべき行為です。
特に放射能の影響を受けやすい子供さんには、最優先の配慮が必要です。

海の食物連鎖は、すさましいです。
プランクトン、小魚、すべてに放射能の影響があるはずです。
特に、福島辺りの海ではね。
そう考えて当然です。
安全と言われても、なかなかその情報を鵜呑みに出来ません。

北海道産の魚も海が近いし、黒潮の影響を受けやすいはずです。
すると、アラスカまで、海の海流は繋がっています。
日本だけでなく、世界レベルの被害になることは明らかです。

しかし、それらの海産物で生計を立てている方も大勢おいでです。
逐一、こうした情報を流して、安全をもっと言うべきです。
どの範囲に放射能の影響があるのか、そして、子供さんには、安全のために、少しの間、海産物の摂取を控えた方がいいように思えます。
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そんな懸念もあるので、ここはノルウェー産の塩鯖で警鐘を鳴らしていました。
そういいながら、北海道産の秋刀魚も頂きましたよ。
消費の拡大が、東北の支援であり、震災の復興にも繋がります。
安全であることを祈るばかりです。

塩鯖も美味いです。
もちろん、アロマっ子さんに頂いたすだちを添えます。
すだちの酸味と、塩加減、それに鯖の脂で、三位一体の美味さですね。

酒もごはんも、進みます。
少しだけ、ムラサキを差します。
塩加減を見ないといけません。
写真にはありませんが、イチラーですから、一味唐辛子もフリフリします。
一味とすだちの酸味で、塩分の調整が出来ます。

鯖も秋刀魚も、日常に食する魚です。
それでも、四季があり、味にも変化があります。
それも感じられるのもありがたいです。

健康あっての日常ですからね。
日々の暮らし、特別なこともそうありません。
その分、その日常のささやかな幸せを感じられるのが、一番です。
青背の魚、癖がありますが、それも独特の味わいです。

癖と言えば、落語の「二人癖」ですね。
「なくて七癖」、「あって四十八癖」、あの癖です。
それも口癖です。

片方は「一杯飲める」、相方は「つまらん」というのが、口癖という噺です。
それで賭けをする。
それで直れば、もうけものです。

そこまではいいのですが、入れ知恵をしてもらって、までやるというから、ちと悪ふざけです。
醤油樽に、大根100本つまるとか、兄貴の新築祝いとか、挙句には将棋まで持ち出して、つまるか、つまらんかとなるわけです。

そこまでして、やる必要のないことをやるから、落語の噺にもなります。
人間の欲や人間の業かもしれませんね。
本来、人間にそうした部分があるわけです。

口癖も、愚痴になれば、それこそ、心の三毒になります。
その愚痴に、イライラすることもあります。
どちらにしても、あまりいいものではありませんね。

日々の暮らし、自分の分にあった暮らしが一番です。
上を見ても、下を見ても、キリがないです。

ありがたいことに私には、仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝して暮らしています。

それでも、愚痴も出ます。
まだまだ凡夫の域を出ませんね。
それでも、このまま目の前にある道を進めば、いずれ長安に到達することを信じて、歩みます。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすのが、願いです。

最後まで、鯖を読んだ、いえいえ鯖を書いた話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。