''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

豆腐がうまい (温奴のすすめ)

豆腐は、子供の頃から食卓に上がった食材でした。
子供の頃は好きでも嫌いでもありませんでした。
好き嫌いのない子供でしたから、何でも食べました。
大人になってお酒を飲むようになってから、特に好きになったんじゃないでしょうかね。

これほど静かに地味でありながら、旨味とバリエーションが豊富で何にでもよく合います。
寒いときには「湯豆腐」に「鍋」にと必要不可欠です。
日本酒にもよく合います。出汁をたっぷり効かせば旨味もアップできます。

正直に言って、もっと若い頃は何かのついでに豆腐を買ったり食べたりしていました。
つまり、脇役的な捉え方でした。
今になっては豆腐が主役に感じることがあります。

私は、基本的に夏場以外そのまま奴で食べることはありません。
温めることによって豆腐の豆としての出自を感じられるからです。
豆の香りがすることがその美味しさのひとつでないかと考えているからです。

ある程度のざらつき感を求めます。
ですから、木綿豆腐が好きです。
スーパーの特売の豆腐は液体を固めたちょうどプリンのような食感はあまり好きではありません。
豆腐を食べているその感じられることに少しこだわっているのかも知れないです。

冬以外でも暖めた温奴(おんやっこ)にして食べます。手間ならお湯で温めるだけでいいです。
時に湯豆腐風に、かつお出汁で暖め、ととろ昆布と刻んだ青葱をその上に載せ、一味や七味を振り、ホンズか醤油ダレをかけて頂きます。

湯豆腐に合うタレは、基本割合 出汁を3 みりんを1 濃口醤油を1 を鍋でひと煮立ちさせるものを使います。
温かいままでもいいです。冷まして使ってももちろんいいです。
多い目に作って冷ましてからビンにとって冷蔵庫に1週間なら持ちます。
加減して使いきれる量にする必要はあります。

鍋の中に三センチ角の昆布入れると、昆布風味の強いタレになります。
濃口でなく薄口でも悪いわけではありません。色合いの問題です。
しかし、薄口は塩分が強いので注意が必要です。
塩辛いタレになります。出汁の量を加減してもいいです。

濃口とみりんの比を同量にすればあとは何とかなります。
好みに合わせて試してください。ちなみに出汁を4にすると天だしです。

ホンズは。八尾の「旭ポンズ」うまいですね。
旭ポンズは、かしわや豚肉の相性も最高です。
その旨みをすった豆腐も格別の「うまさ」です。

まだ肌寒いので今晩鍋でも、どうです。豆腐は入れて下さいよ。
タンパク質も豊富です。畑の肉かもしれません。
低プリンですし、痛風には最高です。

豆腐さん、ありがとさんです。

でも、体にいいから食べるのでなく、「うまい」から食べるのです。