''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

アルミホイルから見える世界より。

朝から少し肌寒いです。
昨晩の遅く帰宅に、シャワーでなく、湯船にお湯溜めて、久しぶりに長湯をしました。
そんな季節の変わり目を肌で感じます。
季節が前に前に進んでいます。

先日の休日、久しぶりにコーナンに行きました。
いつも花の苗を見たりして、時々花のネタを使っています。
いろんなものが売られています。

日常の洗剤やらを見に入ると、鍋のフェアーがやられていますね。
鍋も大小、いろいろと取り揃えてあります。
大きな鍋で、家族でワイワイしながら頂くのもいいです。
独り手酌で晩酌頂くなら、小さい鍋でもいいですね。

池波正太郎氏の「小鍋だて」を思い出します。
大根を千六本に切って、出汁を張った小鍋で、煮えたところから、小皿に紫落として、ふうふうして頂く小鍋を世界が見えました。
浦里のお女郎さんに教えて頂いたところの話です。(「池波正太郎鬼平料理帳」佐藤隆介編 文春文庫)

湯豆腐も大根入れると美味くなる。
これは、時々やっています。
豆腐と千六本の細切りの大根、これに一味唐辛子か粉山椒がいいです。

あまり、いろんなものを入れすぎるといけないと、池波氏のお諭です。
なるほどです。
シンプル・イズ・ザ・ベストですね。

よくやるのは、常夜鍋です。
豚肉とほうれん草と豆腐ですね。

ほうれん草が高い時は、白菜でもいいですし、毎晩食べても飽きないという常夜の名前からついています。
なかなか上手い事言いますね。
やはり、名前の妙がそこにあります。

日々の暮らしで、料理を食べるのも、作るのも修行です。
特に作るのは、大変です。
気軽に遅い帰宅して、冷蔵庫を探して、鍋の用意は出来ます。
晩酌するためです。

日本酒と言えば、やはり魚が欲しくなります。
刺身とは、それは贅沢です。

確かに、「酒は燗、肴は刺身、酌はタボ」と来れば、何とも情緒ある光景です。
(肴は粋にと言うこともあります。タボは酒器の一種で、美人を差す言葉です)
貧家には、燗酒しか用意出来ません。

しかし、冷蔵庫探せば、魚はあります。
鯵の開きや秋刀魚の開きです。
美味いです。

手軽にグリルで焼けます。
小鍋と燗酒を用意している間に出来ます。
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そんな時に必要なのが、アルミホイルです。
グリルですから、直接網の上に焼いてもいいですが、後始末が大変です。
それならと、アルミホイルが便利です。

この時期なら、きのこと鮭のアルミ蒸もいいですね。
玉葱の刻んだものやもやしの上に、塩コショウした鮭や白身の魚を乗せ、アルミホイルで包んで蒸し焼きにします。
蒸に使うのは、日本酒です。

蒸しあがれば、そのアルミホイルのまま、中皿に乗せれば、お手軽です。
醤油を点しても、ポン酢で頂いていも、もちろん、一味唐辛子をフリフリしても、これまた乙な味です。

鮭なら、バター入れても美味そうですね。
チャンチャン焼き風に味噌味ベースもいいかもです。
アルミホイルの上でチャンチャンすると、破れますけどね。

毎日、仕事場に持って行くおにぎりも、このアルミホイルに包んでいます。
何かと便利なアルミホイルです。
このアルミホイルが、コーナンで、一本48円でした。

即、3本買いです。
安いです。
百均でも、105円ですからね。
スーパーなら、安くても98円、底値で68円と言うところでしょうね。

ホイルというからには、丸くなっています。
そのから、覗けば何が見えるのでしょうね。
狭い我が家だけではありません。
いろんなものが見えます。

美味しい料理、楽しい食卓、いろんな思いで日々暮らしています。
たかがホイル、されどホイルです。

クルクル回るホイルには、輪廻の輪にも通じます。
仏法世界の空の中、過去世、現世、来世と人は輪廻を繰り返します。
現世は、悪い縁を断ち切り、いい縁を結ぶことにあると感じています。

悪い行いをせずに、いい行いをする。
ここに因果の根本があるように思えます。

過去世の因果の結果は、現世にも来世にも通じています。
ありがたい仏縁に通じている以上、いい縁に引き合わせてもらえると感じています。

昨日の月は、凄かったです。
今まで見た事がないほど、変わった月でした。

曇り空の中、月を中心に大きな傘が架かっていました。
まるで、空中に浮かぶ透明な地球儀と言った感じです。

10数分、空を眺めていました。
仏様の何かのお諭です。
天の証明です。

まるで、大きな輪の虹を感じさせます。
昔、太陽の周りに、大きな輪の虹を見た事があります。
不思議な風景です。
天の証明です。

何かのメッセージだったのでしょうね。
私にはその真意は理解出来ません。
しかし、私が進む道が正しいように感じましたね。

天命かもしれません。
勝手な解釈です。
それでも、天を仰いで、そこに見える風景にいろんなことを感じます。
気象現象というだけではありません。

偶然だったと言う無かれです。
偶然の偶然は、必然です。

生きているのでなく、何かの力で生かされています。
日々の暮らしの中で、迷いがあるは当然です。

それでも、ささやかな「よかった」を見つける。
ささやかな幸せを感じます。
上を見ても、下を見て、キリがないです。
今あること、今生かせて貰っていることに、感謝できる暮らしありがたいです。

この家の前の道も、遠い長安に通じています。
日々一歩一歩前に進むしかないです。

花を見て、月を見て、小鍋だてを食らいて、酒を呑む。
至福です。
ありがたい仏縁に感謝です。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすのが、願いです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、有る身無い身とクルクル回る話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。