朝晩は、すっかり秋ですね。
食欲の秋、読書の秋、いろんな秋があります。
食欲の秋、読書の秋、いろんな秋があります。
オフィス近くの学校の図書館を、仕事場にしていることがあります。
図書館と言っても、ホテルのラウンジみたいなシックな図書館です。
図書館と言っても、ホテルのラウンジみたいなシックな図書館です。
儲からないことに一所懸命にやっていますが、働けどなかなか上手くは行きません。
これも人生です。
やるべき事をそっちのけで、息抜きに本を読む事があります。
先日読んだ『落語の国からのぞいてみれば』(堀井憲一郎著)です。
落語の話が書かれています。
こうした落語の話の本は、意外に多いです。
これも人生です。
やるべき事をそっちのけで、息抜きに本を読む事があります。
先日読んだ『落語の国からのぞいてみれば』(堀井憲一郎著)です。
落語の話が書かれています。
こうした落語の話の本は、意外に多いです。
ただ、この本の面白いところは、落語の批評が書かれています。
例えば、「百年目」と言えば、大店の番頭さんの、桜の時期粋な舟遊びの話です。
堅物の番頭さんで通っていますが、やはりそちらの道も上級者です。
例えば、「百年目」と言えば、大店の番頭さんの、桜の時期粋な舟遊びの話です。
堅物の番頭さんで通っていますが、やはりそちらの道も上級者です。
船の河遊びで、芸者も太鼓持も呼んで呑んでいます。
酔いに任せて、土手を上がって花見となります。
そこで、主人とばったり合うわけです。
酔いに任せて、土手を上がって花見となります。
そこで、主人とばったり合うわけです。
その時の挨拶が、毎日顔を合わす旦那に向かって、『長らくご無沙汰してます』と言います。
とんちかんの話の中、番頭は店に帰って来て、具合が悪いと布団に入ります。
とんちかんの話の中、番頭は店に帰って来て、具合が悪いと布団に入ります。
えらい所を見つかった。
仕事をしくじった。
もう店を逃げるしかないと観念します。
仕事をしくじった。
もう店を逃げるしかないと観念します。
次の朝、旦那から呼び出されます。
これは、暇を出されると覚悟の上です。
しかし、旦那は昨晩帳簿を確認しています。
店のお金の使い込みがないとした上で、自分の甲斐性で遊ぶのは問題ないと、まるく治まります。
これは、暇を出されると覚悟の上です。
しかし、旦那は昨晩帳簿を確認しています。
店のお金の使い込みがないとした上で、自分の甲斐性で遊ぶのは問題ないと、まるく治まります。
しかし、昨日のあの折、『長らくご無沙汰してます』と言ったのかと聞かれ、えらい所もみられて、ここで会ったが百年目だと思ったと言うのが、落語のオチです。
よく言う、「ここで有ったが百年目」ですよね。
よく言う、「ここで有ったが百年目」ですよね。
♪チャンリンチャンリン デンデン
この「百年目」の番頭の演者は、米朝さんが一番のはまり役と、著者は言います。
こうしたように、この落語は誰々のどこがいいと、詳しく解説されているところが、なかなか面白いです。
百年目に関しては、私は米朝さんも素晴らしいですが、前代の文枝さんが良かったと思いますね。
こうしたように、この落語は誰々のどこがいいと、詳しく解説されているところが、なかなか面白いです。
百年目に関しては、私は米朝さんも素晴らしいですが、前代の文枝さんが良かったと思いますね。
番頭さんはもちろんの事、でっちさんの表現が誰にも負けませんね。
もちろん、落ち着いた旦那さんの演技も、しっくり聞かしてくれる話です。
なかなか、演者の腕がいるのが、「百年目」です。
もちろん、落ち着いた旦那さんの演技も、しっくり聞かしてくれる話です。
なかなか、演者の腕がいるのが、「百年目」です。
落語も動画でよく見ます。
時間がゆっくりとれれば、いろんな話を聞きたいです。
時間がゆっくりとれれば、いろんな話を聞きたいです。
そう言えば、昨日の帰り、守衛門近くで面白いことがありました。
いつものように猫が2匹います。
飼われているわけではありません。
野良ちゃんです。
いつものように猫が2匹います。
飼われているわけではありません。
野良ちゃんです。
えらく鳴いているので、いつものように、少し声をかけています。
しゃがんで、間をとった相手をしていると、こちらにやって来ました。
初めでです。
体を触らしてくれました。
しゃがんで、間をとった相手をしていると、こちらにやって来ました。
初めでです。
体を触らしてくれました。
私の飼い猫のように、顔を手にすりすりして来ます。
いつもは呼んでも無視です。
それより、こちら近づきません。
いつもは呼んでも無視です。
それより、こちら近づきません。
もう1匹も近寄りたいみたいですが、怖いみたいです。
ころにゃんと、お腹を見せて、じゃれています。
こうした事も、あるんですね。
少し、気持ちも癒されました。
ころにゃんと、お腹を見せて、じゃれています。
こうした事も、あるんですね。
少し、気持ちも癒されました。
落語にも猫の話はありますね。
『猫の皿』という話です。
ちょうど時間となりました。
『猫の皿』という話です。
ちょうど時間となりました。
この話は、次回にします。
少し、今日は早い目に出ないと行けないです。
少し、今日は早い目に出ないと行けないです。
日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝しています。
ありがとさんです。
ありがたい仏縁に感謝しています。
ありがとさんです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。
最後まで、長い無沙汰のような話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。