''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

スルメイカとアスパラのトマトソースを使ったスパゲッティーを作ってみました より。

朝からいいお天気です。
ほんに、過ごしやすい穏やかな気候です。
朝には、洗濯をして、昼前には首のマッサージを受けに、病院に行って来ました。
その為、少し遅いランチタイムとなりました。

家で簡単にランチタイムと考えれば、冷蔵庫から何やら探すのが、もっとも効率的です。
そうそう、冷凍していた「はくと丸」から手に入れた 「日本海 するめ 一夜干」があります。
薄い塩したもので、それでいて肉厚とくれば、何にでも使えます。
油があるのであれば、天ぷらにもいいですね。

ゲソを使った天ぷらも、私の好きな所です。
何を作ろうかと、ゴソゴソします。
トマトソースと、アスパラがあります。
それならと、細めの1.4mmのスパゲッティーが常備してあります。

4分少しで茹で上がりますから、まるでインタタントのカップ麺と変わりません。
多めに塩を入れた多めのお湯に、1.4mmのスパゲッティーを茹でれば、簡単に出来ます。

水で解凍して戻したスルメイカを、食べ良い大きさにカットします。
湯がいたアスパラを、食べ良い大きさにカットして起きます。

フライパンに油を少量ひいて、スルメイカを投じます。
ここで、色が変わるほどにさっと炒めます。

もちろん、少しのバターを入れて、白胡椒を軽く振ります。
ここで、白ワインがあれば、なければ日本酒少量を振り付けます。

うーん、何ともいい香りです。
続いて真打のトマトソースを投じます。

トマトソースが、クツクツすれば、味を確認して、少し塩を足した位です。
少しあっさりしていますので、オリーブオイルを足してもいいくらいですね。
湯がいたスパゲティーを皿に盛り付けて、トマトソースを真ん中に盛り付けます。
イメージ 1

赤の色合いとアスパラの緑、そして、スルメイカの紫と白の色合い、ここに天に乾燥パセリをフリフリします。
うーん、美味しそうな出来上がりです。

細いスパゲッティーとトマトソースの相性がいいです。
少しタバスコもフリフリしました。
一応、タバラーですからね。
今回は、一味は1回お休みです。

トマトソースと絡んだスルメイカもアスパラも美味いです。
白ワインがあれば、いいでしょうね。

先日も紹介した日本海のすめるの一夜干しを使いました。
日本海イカも美味いですね。

このするめの一夜干しも、山陰の海の幸・山の幸 直送便 はくと丸が提供する商品です。
なかなか良いものを提供して下さいました。

先日は、和の食べ方でしたから、今日はイタリアンで、使わせてもらいましたよ。
次は、どんな食べ方で料理しようかと、模索している所です。
素材の持ち味を活かすのは、魯山人流の主張ですから、参考にさせてもらっています。

色合いも大切です。
赤を使ったなら、真逆の補色の緑を入れるといいですからね。
それに、赤なら白の食材を使いたいです。
もちろん、食器も白のお皿です。

今回の緑と言えば、アスパラとパセリです。
レストランでは、よく乾燥パセリを使います。
その名も、「パセポン」といいます。

ポテトフライを揚げて、熱々の所に塩を振ります。
この時に、乾燥パセリこと、パセポンを降ると、何とも言えず、美味そうです。

チリーパウダーを一緒に振れば、レッドチリポテトフライになります。
これが、冷えたビールや発泡酒と相性バツグンですからね。
食通で知られる池波正太郎氏も、ビールのつまみに一番合うのは、揚げたてのポテトだと書かれていたのを思い出します。
確かエッセイの『男の作法』の中だったような気がします。

私の想う料理の作法とは、美味しく手軽に頂くこと、それにお酒と合うことでしょうね。
まず、食材の美味しさを、体全身を使って味わうことが、肝要だと思っています。
目も耳も鼻も舌も触感もです。

禅の言葉、禅語に「処々全真.」(しょしょぜんしん)と言うのがあります。(処は、難しい字の方です)
『碧巌録』にも「処々真処々真、塵々尽く本来人」と言うのと、同趣旨のように聞きます。

「処々」というのは、ところどころという意味でなく、至る処という意昧ですね。
すると、「処々全真」とは、 至る処のすべてが全くの真理であるということです。
この宇宙に存するものは、すべて真実であり、すなわち諸法実相であると言うことでしょうね。

まるで白い皿をの「空」という縁起の中に、スパゲッティーの麺のように、過去世、現世、来世が複雑につながっている。
しかし、トマトソースのように、その下の麺の様子は、私たちからでは分からないです。
人もすべての五感をもって、自然の旨みを味わい尽くしたいものです。

これ以上は、無用の長物、以下(以下)同文にて、お笑い下さい。
人生、それは感じるものでなく、味わうものかもしれません。
塩辛い時も、甘い時も、酸っぱい時もありますからね。
すっぱいは、成功の始まりといいますよ。(笑)

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁を得たと、感謝しております。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それを願うばかりです。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事でありますようにと念じます。

最後まで、トマトソースの仄かにすっぱい話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。