''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

休日の昼餉は、蕎麦と冷酒の嗜み より。

今日は、朝からの強い日差しに、心地よさを感じています。
ただ、朝は寒くて、一度3時前に眼が覚めました。
どうやら、ここ数日風邪気味です。
いけません。

 

先日の休日の昼餉に、お歳暮で頂いた蕎麦を頂きました。
ありがたい事です。
大したことはしていないのに、いつもお気づかいして頂いています。
ありがたい事です。

 

池波正太郎氏の金言に、「呑まぬくらいなら、蕎麦屋に行かない」と言うのがあったと記憶しています。
軽いつまみを肴にして、〆に蕎麦を手繰ると言うのが、通のようです。
まだまだ若輩にして、そのような境地には到達出来ています。
でも、蕎麦と言えば、お酒です。

 

その条件は、外していません。
当たらずとも遠からずと言った感じです。
通のまねをして、そんな気分になれるなら、これ幸いです。
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もり蕎麦にしてみました。
ざるでなく、もりです。
その違いは、天に刻みの海苔を盛るか否かの違いと、認知しています。
時に、海苔の香りが、蕎麦の香りを遮る事があります。

 

そんな言い訳ですが、手許に刻みの海苔が無かっただけです。
頑固者は、もりに限ると言います。
私は、頑固者ではありません。
それほどのこだわりが無いだけです。

 

美味しく頂く、その一点にかけています。
お気に入りの縁の皿に、盛りつけました。
いい感じです。(ローラ風に)
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これを迎え撃つのは、「男山 生酛(きもと) 純米酒」です。
ピンと張った味わいが何ともいいです。
カップ酒とは、全く違う呑みモノです。

 

生酛(きもと)とは、日本酒の作り方の一種です。
手軽に帰るなら、菊正宗の生酛(きもと)でしょうね。

 

この時期、寒いですから、燗酒がお薦めです。
ただ、昼間の冷酒に勝てる旨みは、なかなかありません。
冷、つまり常温の酒の美味い時期でもあります。
少し冷えたくらいの常温がたまりません。

 

喉をぐびぐび鳴らしたくなります。
お気入りの信楽ぐい呑みを、愛用しています。
長く使い込んだもので、染みがいい味わいになっています。
俗に「雨漏り」と呼ばれる事があります。

 

そう言えば、名曲 ショパン前奏曲 作品28の15 「雨だれ」のように優雅に時の流れがいいですね。
酒は、静かに呑むべきでしょうね。
杯をゆっくりと重ねます。

 

とは言え、昼間ですから、少量の酒しか頂きません。
酔わないほどほど程度でいいです。

 

蕎麦と日本酒は、いいと思います。
かの美食家・北大路魯山人は、『魯山人味道』の中で、日本酒と蕎麦は合わないと記されていた記憶があります。
おでんと日本酒も合わないと、同じく記されていた億です。
おでんと言えば、燗酒と言う言葉が対句のようなに思い出されます。

 

それに、おでん、燗酒、屋台、親父です。
「上燗屋 へいへいへいと 逆らわず」という川柳を思い出します。
ご存知、西田當百の川柳です。

 

へいへいへいとは、相槌でしょうね。
酒呑みに、逆らってもしかたありません。
寂しいですから、相槌でも打ってもらえれば、これ幸いです。
私なりの川柳なら、「手酌酒 HEY!HEY!HEY!の 動画見る」でどうでしょう。

 

ユーチューブでも、やっていますから、よく見ます。
人と会話より、トーク番組や歌番組を見て、笑います。
ダウンタウンの軽妙なゲストいじりのトークがいいです。
TM西川さんと浜ちゃんのトーク、はたまた、安室奈美恵さんと松ちゃんのトークでしょうね。
いつ見ても、笑い転げます。

 

心絡んだ不愉快な気分も、少しだけ晴れます。
盛った蕎麦のように、複雑に絡んだ世の中です。
長いモノには、巻かれるのもいいです。
それ以上に、気にしない事が肝要です。

 

上燗屋の親父のように、その場の相槌だけでいいじゃないですからね。
自分の意見も、ぐっと心に秘めていればいいです。
自分としては、自分の最善を尽くせば、いいはずです。
人の評価に左右されないのが、これまた一番です。

 

自分の道を、長安に向かって歩むだけです。
日日是好日ですからね。
晴れる日もあれば、曇る日も、雨の日も、雪の日もあります。
雨なら、仏の「慧眼の法水」(えげんのほうすい)と思えば、ありがたいです。
雪なら、宝井其角の「我雪とおもへば軽し笠の上」と、その考え方の仕様(子葉)を考えてみるのも、いいかもです。

 

そんな時期になっています。
今年の極月半ばの14日は、選挙の投票日ですからね。
国民にとって、「明日待たるる その宝船」は、いいかじ取りを念ずるばかりです。
しよう(子葉)がいないと、言わないで貰いたいです。

 

「船頭多くして船山登る」の例えもありますからね。
少し酒に酔って、管を巻きたくなった次第かもしれません。

 

大阪に転居して最初の国政選挙ですから、まずは一票投票致したく存じます。

 

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、蕎麦の金言守った話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げ
ます。