''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

今年も超高塩の梅干し漬けました より。

今日は、朝から梅雨の合間のいい天気が昼過ぎまで続いています。
この時間になって、少し曇っています。

それにしても、昼間の天気のいい時には、日中30℃にも達しています。
暑いと言うより少し息苦しいです。

朝早い早番なら、まだひんやりとした空気です。
スクーター通勤者にとっては、まだバイク用の上着は必需品です。

梅雨の明けた頃には、本格的な夏がやってきます。
その前にやっておかないといけないのは、梅干しの用意ですね。
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今年も、梅干しの用意をしています。
今の時期なら、梅干しより梅酒用の中から大粒のものが、スーパーに並んでいます。
小梅を買う私としては、少し時期が遅れました。
とは言え、なんか小梅も手に入れて、梅干し漬けの用意です。

スーパーで売っているモノでもいいのですが、私にはこだわりがあります。
それは、超高塩の梅干しです。
減塩の梅干しは、好みません。
梅干し一粒で、ごはん一膳イケるほどの濃い塩分です。

高塩の梅干しが少ないからです。
それに、しょうがを梅酢で漬ける為に、家で梅干しを作ります。

すでに、塩してますから、水も上がって来ました。
梅の甘い香りがキッチンに充満しています。

後は、もう少し漬けこんで、紫蘇を入れるだけです。
今年は楽して、市販の梅酢を入れて、漬けこむつもりです。
しっかり漬けこんで、後は梅干しを天日で干すだけです。
梅雨の明けた天気のいい時期を狙って、干す頃合いを探ぐることにします。

熱中症の予防には、塩分の摂取が、必要です。
そうしないと、水をいくら取っても、体内に留まりません。
塩の弊害ばかり言われますが、低塩や減塩の弊害もあります。
梅干しの塩分が低いと、カビます。

梅干しにカビが生えると、家で悪いことが続くとされます。
我が家の歴史にも、そうした迷信がかったこともありました。
偶然の偶然と言えば、まさに必然です。

今年は、二人して新しい生活スタートされたばかりですから、家内安全を祈って、どうしても梅干しをカビさせることは出来ません。
今は一去年漬けた梅干しを頂いています。
高塩ですから、カビの心配はありません。

梅干しくらいは、減塩させません。
塩鮭も最近は、減塩し過ぎです。
あの塩辛い塩鮭は、暑い夏場には、ご馳走でした。
それに、みそ汁、漬物の食卓なら、熱中症はありませんよ。

現代人は、すぐに減塩や低塩と言いますか、体に塩は必要です。
取るなら、みそ汁や漬物から取りたいものです。
スナック菓子やコンビニの弁当から取りたくありません。

そう言えば、長い事塩辛い鮭食べていませんね。
逆に、鮭ばかりのおかずを食べさせられて、怒っていた人を思い出しました。
落語『三井の大黒』の主人公・左甚五郎でしたね。
「女将さんには、長い事鮭ご馳走になって」とお小言が入りましたよね。

越後屋(後の三越)さんから、依頼を受けて、彫った大黒天様です。
すでに手にした運慶作の恵比寿様と、大黒様の一対の様は、見モノでしょうね。
残り代金70両から、親方に若い人に美味しいモノでも食べて貰って欲しいと、50両を預けます。
なかなか太腹です。

でも、冷蔵庫なかった江戸時代では、塩が保存にどれだけ貢献したことか、分かります。
とても辛い塩鮭だったと想像できます。
お茶漬けなら丁度でしょうね。
漬物もみそ汁と、高塩ですから、さぞや健康の被害もあったかもしれませんが、夏には強かったと思います。

ていうか、江戸時代には、夏には多くの人が働かなかったと聞きます。
特に職人は、そうでしょうね。
風も通らない裏長屋では、さぞかし辛かったと思います。
それに比べれば、風のよく通る我が家は、極楽です。

エコの家ですから、エアコンは置いてありません。
去年の7月8月の電気代も、2,500円もいっていません。
2,200円程だったと思います。
これも、塩のお蔭かもしれません。
旬のカリウムの多い食材を使って、体内の塩分調整もする事も忘れません。

汗をかけば、塩分も排出されます。
それを考えれば、高塩の梅干しも、適度な範囲かもしれません。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、ばるるのような塩対応の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。