''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 新年の祝いの膳 より。

明けましておめでとうさんですと、正月2日のご挨拶です。
昨日に続いて、時系列にて、記事をアップしています。

正月と言えば、お節に、雑煮に、お屠蘇と言うのが、定番の家での食卓です。
今年は、結婚して二人での新年の祝いの膳です。
もちろん、料理は嫁が作ってくれました。
盛り付けを少しいじった位が、私のお手伝いです。

とは言え、独り身と言えば、毎年お節らしきものを作って、祝いの膳にしておりました。
今年は、数日前から用意してくれていました。
ありがたいことです。
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一の膳です。
我が家では、お重替りの丸塗りの盆に盛りつれています。
これは、私の道具です。
黒豆、酢牛蒡、紅白蒲鉾、鰤の照り焼き、伊達巻の5種盛です。
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続いて、二の膳です。
真ん中に、くわい、回りに、紅白膾、数の子、田作り、酢蓮根の5種盛です。
くわいは、芽が出るようにと出世を念じる願いです。
いろいろに、子孫繁栄や、ゲンのゴロ合わせながら、節日を祝うそんな膳になっています。
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あとは、野菜の煮付けです。
煮しめと言う言い方の方が、正月らしいかもしれません。
根菜を中心に、箸が進みます。

お節は、節振る舞い料理の略です。
節日を祝う料理のことですね。
節日とは、神が地上に降り立つ日です。
神様と一緒に、人々が新年の祝いをする為の料理、それがお節なんですよね。

ここまで来れば、後は雑煮と行きたいですが、今年はしょうえ丸に、新しい2人目のクルーが増えました。

愛娘ゆうゆうです。
ゆうゆうはまだ、GCUにて、療養しています。
晦日にも、元旦にも、病院には行きました。
親子3人の年末年始です。

私は2度目の抱っこと、オムツ換えを手伝いましたね。
大変ご機嫌だったのが、何よりの救いです。
そんな娘ゆうゆうの為も、食卓に写真を置いて、ゆうゆうの蔭膳を置いて、3人で正月の祝いです。
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小さな角皿に盛り付けです。
量は少量ですが、変則の5種盛にしています。
元気に育てと、ささやかな親の願いです。
来年は、今年の同じように、小さい膳を用意します。
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ここまで来れば、あとは雑煮です。
関西の白味噌仕立ての雑煮です。
東日本大震災の被災地、南三陸から頂いた四角餅を使いました。
天、紅白の二十日大根と金時人参、それに亀甲紋に切った里芋が、その上に黄色のゆずを、吸い口につけました。
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ここまで来れば、紹介が前後しましたが、お屠蘇のご酒です。
祝いの膳に合う松竹梅、笹竹の文様の入った朱塗りの升に、お酒を継いでいます。
朱塗りの升が、正月らしさを演出してくれそうです。
益々繁栄の升を使いました。
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このご酒は、生酛造り 大七 純米生酛 です。
やはり、霊験あらた感じがします。
ピンと一本筋の通ったような味わいです。

福島県二本松市の酒屋さん大七酒造のお酒です。
復興の祈りを奉げたいです。

ささやかな祝いの膳ですが、二人して、いえいえ三人しても、新しい新年の門出には、いいかもしれません。
ありがたいことです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今年も、今日も、私も家族も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、拙い我が家の祝いの膳の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。