''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

播州銘菓 御菓子司 橘屋の3種揃い踏み より。

朝から台風の影響が、出ています。
風もひんやりとして、少し肌寒い気もします。
ただ、気温は、30℃を下回った位で、過ごしやすいのかもしれません。

こんな時、温かいお茶にしてみましたょう。
昨日のように一服茶を喫する事は出来ませんが、万能茶か、ほうじ茶なら、熱いお茶も美味いです。

先日の郷里播州に帰った時にも、義姉が手土産に持たせてくれた美味しい和菓子があります。
播州銘菓の橘屋の和菓子です。
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時計回りに真ん中から、「ええまん」、「栗々」「たちばな最中」です。
3種揃い踏みです。
相撲で言うなら、三役揃い踏みみたいな感じでしょうかね。

真ん中の「ええまん」は、ゆずの香りが程良く上品な饅頭です。
なかなかお茶とよく合います。
もちろん、お薄とも一番よく合っていました。

「栗々」は、中に栗1つが堂々と入っています。
こちらも、栗の味といい存在感といい、品のいい菓子ですね。

最後に「たちばな最中」は、餡の存在感と言い、最中の皮と言い、定番の最中の味わいを真っ向から勝負しています。
こちらも、お茶受けにはいいと思います。

播州地方の中心は、やはり、姫路でしょうね。
江戸時代から、譜代大名を持って統治された大国です。

関ヶ原の合戦以降、戦功により三河吉田に15万石を領する池田輝政が、播磨一国52万石を与えられて姫路に入封し、姫路藩が成立したことに因ります。

その後、池田家の弱体を境にして、徳川四天王本多平八郎忠勝の子忠政が15万石で入封してから、榊原家、酒井家と、譜代の雄藩が、統治することになります。
酒井家(広親の次男とされる酒井家忠の家系)は、代々雅楽助(のち雅楽頭)を名乗り、大老職になれる格式にありますね。

要するに、雄藩であるが故に、茶の湯や能に力を入れていたので、播州地域では、茶の湯もお菓子も反映したことになります。

播州の銘菓は、なかなか美味いですよ。
庶民の菓子と言えば、油菓子が有名です。

代表的な菓子は、かりん糖などの油で揚げて、砂糖をコーティングしたような菓子です。
これも、食べ慣れると大変美味いです。
どちらも、懐かしい郷里の菓子です。

熱いお茶呑みながら、継ぎどれ食べようかと迷いますね。
ありがたいことです。
姉上様、心遣いありがとさんです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、饅頭怖いならぬ、饅頭美味いの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。