''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

雛飾り 迷った時は、左近の桜に 右近の橘 なり。

3月になれば、雛飾りをよく見ます。
ゆうゆうの通う保育園でも、雛飾りがあります。
税務用で出かけた時、近くの役所でも、雛飾りが飾られています。

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意外に、お内裏様のお二人のの立ち位置も、どっちだっけかと迷います。
これは時代によって変化があります。
もともとの関西式の雛飾りでは、今と逆ですから、古い江戸時代の古式の雛飾りは、今と逆です。

 

聞く処に寄りますと、東京の雛人形業界が昭和天皇の即位礼のお写真を参考にして、業界で決めたと言う事のようです。
地域に寄っても違うはあるとの事です。

 

それに加えて、豪華な装飾の飾りの位置、迷いの所でしょう。
一番の迷いどころは、花飾りです。
桜と橘の位置関係です。

 

お内裏様の位置から見て、桜は左、橘は右です。
御所平安宮内裏の紫宸殿でもそうなっていますね。
迷った時は、左近の桜に 右近の橘と覚えるのが、よろしかろうっていう感じです。
桜の「さ」と左近の「さ」が同一なら、覚えやすいと心得ています。

 

左近右近と言えば、武士の名前にも、よく対にされることが多いです。
松倉右近と言えば、対をなすのは、島左近です。
筒井家の両翼「右近左近」の時代です。

 

時代劇めいた話になると、何やら聞こえて来そうです。
♪毎度 皆様 お馴染みの お聞き下さる 一節は 流れも清き 宮川の 水に漂う 左近ショウ…
懐かしいと思われる方も多いはずです。

 

吉朝さんが健在な時のパロディーは今でも、ユーチューブで見るほど好きですね。
こちらは、宮川左近さんですよね。
浪曲と音曲漫才の3人トリオでしたね。

 

ここまで来れば、続けて立花左近もご登場です。
立花左近と言えば、島津亜矢さんの歌にもありますね。
こちらは、マキノ省三監督がフィーチャーしたい俳優のためにこしらえた架空キャラクターようです。

 

赤穂浪士の中で、内蔵助が討ち入りの為に東下りの最中、東海道・鳴海宿で、ばったりと出会うと言う設定です。
映画で、ひやひやする希有な場面です。
左近の粋な計らいで、何とか助かります。

 

ただ、公家侍なら、立花でなく橘を使う方が、それらしく感じますよ。
架空と言う所が、より架空過ぎた感じもします。
垣見左内も、筧左内になっていることもあります。

 

この辺は、深く考えない事です。
あくまで、映画の話です。

 

考えないといけないのは、桜と橘の位置関係です。
これなら、雛飾りで迷う事もございますまい。
かたじけないと、過分のお気遣いは、ご無用です。

 

誰が作った飛行機での出来事話に、CAさんがお客様に、おしぼりをを差す際に、「おしぼりでございます」、「おしぼりでございます」、「おしぼりでござる」と笑いの振りに、「かたじけない」と落ちを付けるのは、日々の修練しかござらぬよ。

 

 宮本武蔵五輪書』に、「千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす」という言葉があり、これが「鍛錬」の語源となっていると聞きます。
日々の修練が如何に大切かと言う事でしょう。
笑いも仏の世界も、すべての道が、毎日の歩みになって、長安に到達につながると言う事でしょう。

 

道とはそんなものであり、遠い所にないのが分かります。
時に迷えば、箒で庭掃除していると、箒に小石が当たって大悟することもあるかもしれません。

 

人が生きるに、無駄はないんでしょうね。
何から繋がっている。
それが人生なのかもしれません。

 

急がば回れ
一休み、一休み、です。
有漏路(うろじ)より無漏路(むろじ)にかえる一休み 雨降らば降れ 風吹かば吹け

 

山場の確定申告も済ませて、心に心地よい春風が、そよぎます。
少し休息してもいいかもです。
娘と雛まつりをして、親子三人ゆっくり過ごしたいです。
ありがとさんです。

 

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。

 

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